「太陽には太陽の輝きがあり、月には月の、そして星々には星々の明るさがある」という名言がある。
人は自分のものより他人のもののほうが良く見えやすい。ついつい目先のことに捉われて、他者の作品の方がよく見えてしまう。ひとたびそう思い込んだら、そこから簡単には抜け出せなくなる。向上心の強い頑張り屋さんが陥りやすい罠なのかも。いつの間にかすぐれている点を見失って、なんでもいいから評価されようしている。どこかでボタンを掛け違えて、狭い視野でものごとを見ようとする。ここはひとつ大きく息を吸い込んでみよう。せこせことした真似はしない。どこまでも自分らしさを求めていく。つまり、上手くいくことばかりにこだわらず、自分自身がやりたいようにやって、個性的に創作することが大切になるのだ。
