勝ち馬に乗る

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「勝ち馬に乗る」とは、勝負ごとなどにおいて勝利した側、あるいは勝利しそうなほど有利な側に付いていって、勝利に便乗することを意味する。
いわゆる戦国時代と言えば、虎視眈々と君主の座を奪おうとする強者揃い。戦に勝ったものは生き残り、敗れたものは姿を消し去る。一瞬の判断ミスが命取りになるほどの鉄火場だ。それゆえに生き延びていくには小さな変化を見逃してはならない。その場その場の流れに応じて勝ち馬に乗るための嗅覚が必要になってくる。しかし、実際に何が正しい答えなのかは、その後の時代にならないとわからない。いくらあれこれと思案したところで、最善の答えにたどり着くことは簡単ではない。
だから、経験値を増やしていくためにチャレンジあるのみ。みずからの足で歩き、みずからの手で確かめながら見聞を広める。素晴らしいひらめきは偶然に浮かぶものではない。さまざまなことの延長線上に生まれてくる。これまで積み重ねたことに逆らわずに正直でいること。無理して取り繕ったところでも、それはそれだけにしかならない。つまり、いつも勝ち馬に乗るために王道を意識していく。世間一般で言われる勝ち馬に便乗しようとしない。自分自身が信じるものを追求する。なんでもかんでも節操がなく、ミーハーに勝ち馬に乗ろうといてはいけない。我が人生にふさわしい勝ち馬に乗るつもりで、どっしりと構えて明るく生きよう。