「身」が「美」しいと書いて

 
イメージ 1
 
あたりまへのことは少しも教へずに、あたりまへで無いことを言ひ
又は行つたときに、誡(いまし)め又はさとすのが、シツケの法則
 
                            柳田国男
 
「身」が「美」しいと書いて「躾(しつけ)」になる。
広辞苑によれば、しつけとは、
「礼儀作法を身につけさせること、また、身についた礼儀作法」のこと。
人生とは常に人との出会い。礼儀作法が良くないと損をしやすい。
 
ちなみに、「美術」という字は「美」しい「術」と書く。
私は「美術」と「躾」は異母兄弟のように思えるのは、
どちらも感性が豊かでないと力が発揮されないからだ。
 
美術は出会った人から触発されていく世界。
そのチャンスを逃さないためにも礼儀が大切。
そして、創作のどちらも磨いておかないとならないだろう。