朗報に沸く

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先日、ある美術家より朗報をいただく。こつこつと積み上げた実績が評価されて、腕を振るうにふさわしい、大きなチャンスがやってきたというのだ。なんと素晴らしいこと。おめでとう!思わず手を振り上げて喜んでしまった。美術という世界はなかなか思う通りにいかないもの。それはまるで仏教用語の「十進九退 (じっしんくたい)」と同じで、仏道修行は困難なため、十人が志して進んでも、そのうち九人は力及ばず退いてしまう。そんな過酷極まりない美術界を生き抜いて来れたのは、目指す方向が正しかった方だろう。

それと私なりに一番いいと思うのは、とにかく創作することが好きなこと。ことわざの「惚れて通えば千里も一里」ではないけど、惚れた相手の所に通うのであれば、遠い道のりも短く感じられるように、どんな時も美術に打ち込めるタフな精神力を持っている。だからこれまでの多くの苦労もなんのその。ドラマの主人公のように困難の壁を次々と乗り越えていった。これからも静か闘志を燃やして、美術を惚れて惚れ抜いてください!そして、私たちを新しい作品で魅了することを楽しみにしています!

■村上真実 書展 『ゆめ』と『はな』の言葉で遊ぶ 2018年10月12日(金)~21日(日) 11:00-19:00