初めての組み木2人展

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1974年、神奈川県で盲学校の教師をしていた小黒三郎先生は
生徒たちが手で触って遊べる教具を独自に創り、
また、これでは物足らなかった生徒のためにもう少し複雑なパズルの要素を取り入れ、
動物の形を組み合わせることで表現にした組み木が誕生して以来、
泉水のように湧き続けるアイディアで作品を生み出した小黒先生は組み木創りの輪を広げるために
全国でワークショップなどを行い、木のおもちゃの世界に大きな影響をもたらしています。
このように活躍されている小黒先生でしたが、このたびの萩市在住の守重シゲ子さんとの
組み木2人展は実は初めての組み木作家同士の2人展で、
守重さんの作品や技術を認めてくださったことで実現しました。
これも子育ての時に子供へオリジナルの木のおもちゃを作ったことがきっかけになった
守重さんがひたむきに頑張って来られたことの積み重ねから
夢のある楽しい木のおもちゃが誕生しているからでしょう。

■小黒三郎・守重シゲ子組み木2人展■
日時 2007年11月30日(金)~12月11日(火) 11:00~19:00 ※12月5日(水)休み
会場 ギャラリーナカノ 山口市中央1-5-14

なお、画像の作品は守重シゲ子「萩だいだい」になります。