2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「なんでもやってみなはれ、やらなわからしまへんで」とは、サントリーの創業者の言葉。どんなことも実際に行ってみなければ、上手くいくかどうかはわからない。何かをやっていくうちにたくさんのヒントが得られてくる。だから、すぐに動きすぐに取り組むこ…
伊集院静の著書に「若者は欲望のかたまりでいい。それが似合う人生の季節の只中にいる。純粋は欲望と隣り合わせている。欲望への葛藤など捨てればいい。欲望に忠実であることが純粋の証だ。たっぷりと欲望につき合うことだ。じたばたすることだ」と言う名言…
「人生は一冊の書物に似ている。馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、賢い人間はそれを念入りに読む。なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから」という名言がある。 誰でも学び始めた頃は、謙虚な姿勢で真面目に取り…
お笑いタレントで自由な発想で創作活動もする木梨憲武が発した「絵を習ってる人の絵というのがあるけれど、一方で絵を習ってなくて、表現が自由で力強いという絵がある。そういう力強さがどうやったら蓄えられるのか。どうやったらそういう絵が描けるのか。…
いわゆる美術家の作品が一般の鑑賞者に浸透するには、それなりに時間がかかってしまうのは当たり前。しかし、作品が良いイメージで一般に認知されるのに、どんなに時間がかかろうとも、その作家が人として期待通りに成長する限り、作品が評価されるかどうか…
「キャッチボールができれば、人生は絶対に成功する。なぜかというと、キャッチボールは相手が取りやすいように、相手の胸を目がけてボールを投げる。それが思いやりだ。思いやりのない人間は、絶対に成功しない」という高校野球の名伯楽の言葉がある。 親し…
郷土の画家 香月泰男先生が残した「私は毎年のことだが、今年も庭の椿を描いている。ただ椿の花の咲いているのが眺められるしあわせのしるしとして描いている」という名言がある。 人はそれぞれ、自分のなかに大切なものを持っている。それは生まれつき備わ…
昨日の午後、ワイルドな81歳のアーティスト 井岡義朋さんが登場。とたんにギャラリーの雰囲気は明るくなってしまった。さすがチャレンジャー精神を失わない人のオーラは若々しい。美術の細々としたことにとらわれず、何があって自分らしいスタイルにこだわり…
伊集院静の著書に「二十歳の空はどこにでも飛んでいける。信じるものにむかって飛び出そう。空は快晴だけじゃない。こころまで濡らす雨の日も、うつむき歩く風の日も、雪の日だってある。実はそのつらく苦しい日々が君を強くするんだ。苦境から逃げるな。自…
先週、藍染作家 飴村秀子先生の作品を鑑賞。すると作品そばに説明文があるのに気づいて見てみると、なんて素敵なメッセージが書かれてあった。これこそ永遠不変のハングリー精神。どの言葉も熱量が高い。 その中の1つ『禊 (ヨハネ黙示録 22-14 2017年制作)…
その昔から「どうすればいい作家になれますか?」と尋ねてくる人がある。いわゆる「高く評価されたい」「稼げるようにならたい」という気持ちの持ち主。しかし、良い結果ばかりに心が奪われて、必要以上に他人の見解に便乗してしまうと、自分らしい個性がわ…
一昨日、防府市の文化施設アスピラートで始まったばかりの「飴村秀子の軌跡とそのグループ展」を鑑賞。なお、飴村先生とは呉市生まれた後、嫁ぎ先の防府市で日本工芸界を代表する藍染作家として大活躍。敬愛なクリスチャンでもあり、テーマは聖書の中から引…
いつの時代も世の中を明るくしてくれるのは若い力だ。なんてたって新しい発想は進歩の原動力になる。この世のものごとは、常に変化しとどまるところがない。そんな流れに若い連中はちゃんと合わせて、上手くやっていけるけど、年寄りを取ってくれば、そうは…
室町時代に雪舟は遣明船の随行絵師として明(中国)に渡って、現地で禅学や画技を修めて帰国し、大内氏の庇護のもと雲谷庵を拠点に創作活動をして多くの作品を残した。要するに、当時の最先端芸術に海外で触れて来て、独創的な作風を創り出して、日本風水彩…
「世間が必要としているものと、あなたの才能が交わっているところに天職がある」というアリストテレスの名言がある。 この世の中に、自分らしい才能が役だったり、必要とされるものであれば、それは天や神様が与えてくれた職業だと評価されるはず。言い換え…
ことわざの「虚心坦懐」とは、ものごとに先入観を持たない、ニュートラルな状態でいること。心になんのわだかまりもなく、気持ちがさっぱりしているさま。故に、心を開いて相手に対して、ありのままを素直に受け入れることのできる心の状態を意味する。 今年…
英語の freedom と liberty はそれぞれ自由という意味である。ただし、 freedomは「生まれながらの自由」で、libertyは「自ら勝ち取った自由」という違いがある。これをざっくり言えば、「誰でも自由に美術家を目指していい」という freedom と、「自分の自…
「何がしあわせかわからないです。本当にどんなに辛いことでも、それが正しい道を進む中の出来事なら、峠の上りも下りも、みんな本当の幸せに近づく一足づつですから」という宮沢賢治の名言がある。 どんな時も自分の可能性を肯定的に見つめていこう。今チャ…
「アスリートは、百ヤードの準備のために一万マイル走ることもあるだろう。量は経験を与えるのである」という名言がある。 美術家も同じようなことが言える。この世に美術家を目指す人は五万といる。そんな腕に覚えがある人たちがひしめく中で生き残るには、…
「仕事には本筋の仕事と、本筋でない仕事とがある。本筋の仕事とは根のある仕事、本筋でない仕事とは器用だけの仕事のことだ」という高村光太郎の名言がある。 いわゆる本筋の仕事とは、土に植えられた根のある花と同じだ。なぜなら、どんな種類の花でも、種…
小説 星の王子さまに「おとなは数字が好きだから、新しい友だちのことを話しても、おとなは一番大切なことは何も聞かない。『どんな声をしてる?』とか、『どんな遊びが好き?』『蝶のコレクションをしてる?』とか言ったことは決して聞かず、『何歳?』『何…
「今日の芸術は、うまくあってはならない、きれいであってはならない、ここちよくあってはならない。私が主張する芸術の三原則だが、職人芸はまさに逆。うまく、ここちよく、きれいにできるものが職人芸であり、そこには芸術の生涯の真の感動がない。この世…
「飛耳長目(ひじちょうもく)」とは松陰先生が好んでいた言葉。その意味は、自発的に知識や見聞を広げていくこと。自分の目で鋭く深い観察していくことを指す。いわゆるその人の人生において、自ら体験して得てきた情報は、とても価値のあるものになってい…
俗語でいう「カリスマ」とは、人々の心を引きつけたり、影響力を与える特別な魅力や能力の持ち主のこと。いわゆるカリスマ美容師やカリスマモデルなど、その分野の第一人者で大衆を信服させる不思議なオーラを持ち、多くの人から支持される花形を指す。 そん…
幕末の長州藩士 久坂玄瑞が土佐勤王党の盟主 武市半平太へ宛てた書簡に 「つひに諸侯恃むに足らず、公卿恃むに足らず、草莽の志士を糾合、義挙の外にはとても策これ無きことと、私共同志申し合せ居り候ことに御座候。失敬ながら、尊藩も弊藩も滅亡しても大義…
「惜しんでわずかに種を蒔く者は、わずかに刈り取ることしかできない。惜しまず豊かに種を蒔く者は、豊かに刈り取ることができる」というイエス・キリストの名言がある。 ギャラリーの使命とは何かと問われたら、創造の種を蒔くことだと答えたいと思う。なぜ…
「戦場において百万人に勝つよりも、唯だ一つの自己に克つ者こそ、じつに最上の勝利者である。」というお釈迦様の名言がある。 たくさんの人に喜んでもらえる作品を創っていきたい。これは創作へ取り組む人だったら、こういうことは一度は願うだろう。しかし…
昨日のNHK朝ドラ『虎に翼』の番組終盤に、主人公の寅子と裁判官の男との「法律とは何なのか」についてのやり取りが素敵だった。寅子の「私たちはきれいなお水に変な色を混ぜられたり。汚されたりしないように守らなきゃいけない、きれいなお水を正しい場所に…
基本的に高校までの勉強には、明確な答えが存在している。こうしてこんなふうに問題を解いたら、答えへたどり着くようになっている。いわゆる暗記したり、教えられたとおりのことをそのまま答案に書けばいいので、公式や単語などをたくさん覚えることを奨励…
本日より開催する「新やま美サンカ6人展 そう、ここから」は、山口市にゆかりのある若者によるグループ展で、21歳から26歳までの大学生や大学院生、アシスタント、デザイナー、カメラマンと、いずれも美術に関わりながら生きている6名が出展します。 みんな…