2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

非凡

石ころはただの石ころで終わることはない。時間をかけて磨きあげていったら光る石になっていく。平凡なことを積み重ねていって、そして基礎をつくって、その基礎の上に立って見渡すと視野は無限に広がってくる。自分のやりたかった輝いている世界へ挑戦でき…

燃える

なんでもいいから1つでも熱く燃えるものを持ってみよう!それがあることによって人生は明るく豊かになってくる。例えば美術家になりたいと一生思えるのだったら、その夢を追い求めていること自体が幸せなことだ。何かを成し遂げた達成感よりも、何かに燃え続…

アートダイドコロ展

11月3日(木・祝)よりギャラリーではイラストレーターの中野寿子さんをはじめ、やさしい色彩で透明感のある作品を描く佐々木範子さん、岡山市で木の作品をつくる handicraft森の樹 佐藤康司さんの3人を中心に、生命の源になる食を営む台所をテーマにした作…

晴れ晴れ

ここ数日、千円で十分おつりがもらえる、ささやかな買い物をした時に、いろんな人と出会うことができた。それはレジで商品を精算してから受け取るまでのわずかな時間。本当に短かったけれど対応した店員さんの雰囲気に素敵な個性を感じ、店を出て余韻に浸り…

動かす

私は美術家志望の若者と話す時、その人の意見をきちんと聞いて、相手の意図とすることを理解しながら、これからの目標設定を立てるようにしている。美術家へ成長していくには、今できないことができるようになること。未知なものへ未経験なものへ、自分を動…

鋭い

今の時代、ひとこと鋭い感想が言える人が減っているように思う。当たり前のことだけど鋭い感想を言うには、それなりに努力が必要だ。ともすると自分を好意的によく見てもらうために、表面的にやさしい言葉で語って、お友達ごっこに甘んじてしまう。もちろん…

世界の名作っぽいカレンダー

本日、岡本よしろう君、温子さんご夫妻が来場し、先日、くもん出版から発刊された岡本君が絵を担当した絵本「100円たんけん」(中川ひろたか 著/文 1冊 1404円 A4変型判 32頁)と、来年のカレンダー「世界の名作っぽいカレンダー」(864円)をご持参いただき…

てご屋のてしごと展 2016

山口新聞にギャラリーで開催している「裂織・フェルト てご屋のてしごと展」の記事が掲載されました。どうぞご覧ください。 ■裂織・フェルト てご屋のてしごと展 賛助出品 公文知洋子 2016年10月21日(金)-30日(日) 11:00-19:00(最終日18時) 定休 10月2…

ドリーム

明日は今日より必ず良くなる。漠然としているけど、子供みたいに心は躍っている。思い入れというのはとても美しいものだ。今、自分が何を夢見て、何を期待しているのか。他の人から見たら石ころ同然のどうでもいいものでも、その人にとってはかけがえのない…

長谷川義史 with あおきひろえ クリスマス 絵本ライブ

12月25日(日)に、こども本ジョイントネット21・山口が主催する恒例の絵本ライブ「長谷川義史 with あおきひろえ クリスマス 絵本ライブ」が山口県教育会館ホールで行われます。どうぞお楽しみください! 【開催概要】恒例のクリスマス絵本ライブ。今年は、…

裂織・フェルト てご屋のてしごと展

ただいまギャラリーでは「裂織・フェルト てご屋のてしごと展」を開催中。この作品展は2011年に初めて行い、以後年1度のペースで5回目になります。てご屋さんは宇部市の知的障害通所施設で、裂織工芸家・公文知洋子さんの指導の元、その利用者さんたちと職員…

極意

昨日、美術家と付き合うための極意について尋ねられた。どうやったら仲良くできるのでしょうか?おおー、なんて難しい質問だ。美術家は1人1人個性が違うため、その答えは細かいことを言ったら星の数ほどある。それを単純に言おうとしたら、なんと言えばいい…

ファーストタッチ

先日、友人がある作品展に行った時に、会場に来たとたんにいきなりスマホなどで作品を映している鑑賞者に違和感を覚えたと語った。さすが親友!そこに気が付くなんて素敵なこと。私もまったく同感だ。目に焼き付けるというのか、感性にインプットするのがフ…

明快

そのままの自分らしく生きていこう。よく見せようなんてカッコつけなくていい。与えられた条件の元で個性を生かせるかがポイントだ。美術家は悩んだり、怒ったり、悲観することが仕事である。そういうものがあるからこそ、素晴らしい感性は芽生えていくのだ…

バラエティー

本日の宇部日報情報やまぐち版には「裂織・フェルト てご屋のてしごと」の記事が掲載されています。どうぞご覧ください。 ■裂織・フェルト てご屋のてしごと展 賛助出品 公文知洋子 2016年10月21日(金)-30日(日) 11:00-19:00(最終日18時) 定休 10月26…

熱意

美術家になろうと思うのなら、自分の個性が生きる表現を見つけることだ。人と優劣を比較しているようでは、創造性のある世界に辿り着けない。それぞれに体験して、感じて、考えることはすべて違うもの。周囲の価値観を気にする時間があったら、自分なりのひ…

突破口

創作はできることだけをやっていたら、昨日と変わらない今日、今日と変わらない明日になるだろう。現状維持は停滞していると同じこと。常に挑戦者であり続けなければ、やがて衰退していくだけだ。これまでの創作で隣接している分野にある、やったことのない…

爽やか

11月2日(水)より岩田屋本店新館6階 ザ・ギャラリーでは、萩焼陶芸家・大和佳太君の個展「萩焼 大和佳太陶展」が開催されます。どうぞお近くの方はご覧ください。 【概要】130年続く山口萩焼の伝統を生かし、『使い易いシンプルなデザインと自然素材にこだ…

ワクワク感

ワクワクできることを想像して生きていこう。美術家になるためには美術の知識を広く学ぶよりも、感情から生まれるエネルギーを利用した方がいい。ワクワク感があることによって、自から進んで創作するパワーが生まれる。「次はどんな作品ができるのかな」と…

打開

パターン化した創作をし続ける人がいる。積み重ねは大切なこと。だけどいつの間にか同じことの繰り返しになりやすい。堅実で安定的と言ったら聞こえはいいが、可能性を探っていないのかもしれない。つまり新しくなる段階に入っているのに、そのことに気が付…

知る

アドバイスというのは難しいもの。必要以上に言ったら自分で考える力が育たないし、反対に掛ける言葉が足らないと自分に閉じこもる。人はなかなか自分で自分のことを客観的に見ることができない。どれほど俯瞰して自分を見ようとしても、いつの間にやら自分…

チーム

やはり世の中はチームみたいなものだ!どんなに頑張ってみたところで、自分一人の力だけでは生きていけない。なんだかんで言っても周囲の人たちのおかげで生かされている。だから自分に与えられたポジションで最大限に頑張り続けることだ。自分のできること…

心交

若者たちの中に入っていって、彼らとワイワイガヤガヤと言葉を交わす。ほんの短い時間だったけれど、同じテーブルを囲む仲間になって、場を明るく盛り上げて楽しんだ。昨日、親しい若者の披露宴に参列。その時に座った席は私以外はみんな20代の野郎ども。一…

魅力

昨日、ひさしぶりにお会いした造形作家。ここ最近、その活躍を観た人から創作への秘訣を尋ねられる。「どうやったらあなたのように創れますか?」という質問されて返事に困っていた。なぜなら自分でも今の姿はまったくの想定外。若い頃から夢を追い続けてい…

含蓄

昨日、馴染みのお店の大将に「平凡な 人などおらん みんな変」という川柳を教わった。この句はラジオ番組で詠まれたもの。どんな人にでも紆余曲折があって、平々凡々に生きることは難しい。だけど、試練を通して身を持って学んだことは、その人の魂を磨いて…

ねないこ だれだ

山口発、子育て家族応援フリーマガジン「mamatoko」(ママトコ)49号の山本安彦氏による絵本紹介コーナーでは「ねないこ だれだ(作・絵:せなけいこ 出版社:福音館書店 販売価格756円)」が紹介されています。どうぞご覧ください。ウェブ http://mamatoko.c…

裏返し

失敗は成功の裏返し。幼少期にひざ小僧をすりむく程度の小さなケガを体験することで、自然に転び方が上手くなって大ケガをしなくなってくる。これと同じように思い通りにならない時は、大きな夢の途中の小さな失敗だから、何度も転びながらでも進めば、だん…

十進九退

例えば何か10回ほど挑戦して、1回だけ上手くいったとしたら、たいていの人は駄目だった9回に自信をなくし、もう再びそのことにトライしなくなる。よく考えれば成功した1回があるのに、そうでない9回を引きずってやめてしまうのだ。それは実にもったいないこ…

小さな応援団長

先月、県美術展が始まった日に、頼もしい小さな応援団長君と出会った。実はこの団長君が生まれた日に、突然、大感激したパパから電話があった。彼らしい素朴なトーン。じわりじわりと喜びを噛みしめながら語り、しあわせのお裾分けをもらえた。また、何かを…

因果応報

親子二代に渡ってのお付き合い。父上からは陶芸のいろはを教えてもらい、それを最大限に運用(努力)しているつもりだが、もしかしたらジュニア君には元本割れで返還(助言)しているかもしれない(笑)。それはさておき、やはりご縁があることはありがたい…