2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日々是好日

明日のことは誰にだってわからないもの。どんなことが起きても不思議ではない。これを不安だと言われたら、そのとおりとしか答えられない。無理に我慢して平気な顔なんてしなくていい。その気持ちを素直に受け入れるだけで軽くなるんだ。どうにかしようと頑…

ロバを売りに行く親子

イソップ寓話の1つ「ロバを売りに行く親子」。人の良い親子は市場までロバを売りに行く道中、次から次に出会う人たちの言葉に惑わされる。そうして、ちぐはぐなことばかりを繰り返し、ついには売りもののロバが川に落ちて流されて、それまで苦労したことが水…

水先案内人

どんな分野でも出合って興味が湧くことがあったら、まずは基本的な面白さがわかるところまで頑張ってみよう。ほんの少しでも理解できることを見つると俄然面白くなっていく。人は新たな視点の基準がわかってくると、次々に続きを知りたくなる生きもの。基礎…

一日より始むべし

思い立ったが吉日!これはやってみたいとひらめくことがあったら、すぐにそのことを実行してみよう。とにかくハートが熱くなったのなら、思い切ってチャレンジあるのみ。そこには成功不成功なんて相対的な価値観なんて存在しない。これから新しい自分を知る…

短いセリフ

昨年秋よりNHK連続テレビ小説を2期続けて熱心に見続けている。その理由はとても明快だ。前の「スカーレット」は陶芸家で、今の「エール」は音楽家と、どちらも芸術家になるまでの過程を描いた物語。ドラマに登場する人物たちが発するセリフには、創造を仕事…

果敢な挑戦

伝統作品表現とは1つのことを変わらずやり続けるものではない。時代に応じて絶えず変化していくものではないか。ただし、あまりにも急ぎ足に変えてしまうと稚拙なものになる。また、次の展開が他の人になんとなく読まれるような変化でもよくない。誰にも気付…

理想

「真に素晴らしい本は内容以上のことを教えてくれる。その本を置き、仕入れた知恵を試したくなる。読むことで、行動せずにいられなくなるのだ」という名言がある。たしかに本というものは時を越えて偉人や先人たちの教えなどと出会い、ただ単純に知識を幅広…

暗黙の了解

美術には「暗黙の了解」と言うべき謎のルールが存在する。それは誰でもわかりやすいルールではないいうのか、それぞれの美術家が個別に自分の個性を活かすルールを作成するため、基本的なことは同じであっても全部同じにならない。いわゆるグレーゾーンと呼…

これでいいのだ!

10数年前、ギャグ漫画の巨匠 赤塚不二夫氏の天国への旅立ちの日に、強い繋がりがあるタモリさんの弔辞の言葉に感動させられた。「あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は重苦しい陰の…

一念岩をも通す

どんな人も子供の頃は何かに憧れ、未来の姿を想像していくもの。そこには正解不正解なんてない。子供にとって重要なのは大きな夢を描くこと。こんなことがやってみたい。馬鹿にされてもいい。あり得ないことを堂々と言う方が頼もしいのだ。もちろん、心配し…

なまけ者になりなさい

独特な画風と奇想天外な物語を描く漫画家 水木 しげる。「ゲゲゲの鬼太郎」などの作者として知られている。また、自身が世界中を旅して多種多様な文化に触れ、いろんな民族の人たちを観察した体験から生まれた「幸福の七か条」の著者としても有名である。そ…

因果応報

ぽんと背中を押してみよう。新しいことに挑戦する人のために、何かやるべきことと向かい合った人のために、どうしたらいいのか悩んでいる人のために。この他、挫けたり元気がなかったりしている人に「なんとかなるさぁ~」と、とにかく前向きな言葉をかける…

リベラルアーツ

この世の中、最初から教養が身についている人なんていない。自らの人生を豊かに感じるために、幅広い分野から栄養を補給することで育まれる。最初はかじった程度のことでも、そのことの良さがわかってしまうと、あっという間に面白くなって、それ抜きに人生…

変化できるもの

これからの未来に何が待っているのだろうか?間違いなく今までと違った社会がやってくる。急速に地球が狭くなった時代。世界の隅々まで変わっていくはずだ。こんな時は、どんなに上手くいくことを願っても、誰かが代わりに解決してくれない。ある程度のこと…

少し前、知り合いのイラストレーターがSNSへアップした、個人的な楽しみで描いたマンガを見たとたん、私の心は釘付けになってしまった。それはシュールなストーリーをベースに描かれたスポーツでのここ一番の勝負場面。「そんな動きは試合中にしないよ」と、…

変化できるもの

昭和の時代、美術の世界は力を持った人の発言力が強かった。そのためなびく美術家たちは多かった。もちろん、むやみやたらに逆らっても勝ち目はない。生き残っていくための処世術として、身につけるのが暗黙の了解であった。しかし、それでは誰かの顔色を伺…

先人の知恵を学ぶ

20代前半の頃、お金を貯めては積極的に上京していた。それは実際に本物を観てみたい気持ちにかられて、いろんな美術館や画廊などが一堂にある東京へ向かったのだ。しかしながら、今と違ってネットなどで簡単に調べることができない。誰でもわかる立地条件の…

千里の道も一歩から

中国のことわざに「10年偉大なり、20年畏(おそれ)るべし、30年歴史になる、50年神の如し」がある。これはひとつのことをこつこつと長く積み重ねれば、とてつもなく大きなものになるという意味だ。そう、学問でも芸術でも何ごとであっても、ちょっとそっと…

絵本 日本国憲法前文

私は所蔵しているものが見当たらなくなると「どこかに旅へ行った」と言い、きっとそのうち会える日がやって来るのさと、悟りというよりも諦めの境地から発している。それでも若い頃に比べたら整理整頓できるようになったのだが、どうしても「念のため」や「…

正しい

私が中学3年生に始まったテレビドラマ「3年B組 金八先生」。武田鉄矢さんが主人公、坂本金八先生を演じる。物語は学校で起きる様々な問題に、金八先生自ら真正面から体当たりし、熱意を持って取り組む姿に心を打たれた生徒たちが、人として成長していく様子…

豊かな感性とは

漂泊の俳人 種田山頭火の句に「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆふべもよろし」がある。この句は目の当たりに広がる大自然は、四季折々どの季節であっても、いつも見応えのある景色をつくり出してくれる。人の一生も同じような…

断捨離

わたしたちは誰でも、日々の中で何かに興味を持ったり、想像して楽しむことが大好きだ。いつも感性のアンテナを尖らせて、さまざまなものに触れては、自分なりのイメージで何かを理解しようとする。また、すぐにそれが何かわからなくても、頭の中に焼き付け…

ストロングポイント

まず、できることからやってみよう!自分のことを客観的に見つめて、自分には何が本当にできるのかを、試しながら可能性を知ることが大切だ。そうすると「自分は〇〇をするのであれば、上手くやっていけそうだ」、「〇〇は覚えることが苦手なので、やめてお…

徹頭徹尾

昨日のNHK連続テレビ小説「エール」。国民的作曲家 古関裕而氏をモデルにした物語。主人公は欧州の音楽祭で2位になり、英国留学が決まった矢先、世界恐慌で行けずに挫折してしまう。それを見たヒロインが地道に駆けずり回って、ようやく国内レコード会社で作…

再見

このたびのゴールデンウイークは、疫病からのリスクを避けるため、ステイホームに徹して過ごす。こんな時はじたばたしても仕方ない。大人しく引きこもって、溜まりに溜まったパンフレットやチラシなどを整理する。ただし、年末の大掃除のようにアクセル全開…

イマジネーション!

少なくとも美術家と呼ばれる人は、想像力を持っていなければならない。いつも目の前の制作する際は、どう自分らしい独創的な想像力で、表現するのかが問われてくる。もちろん創作のヒントを誰かに教えてもらうとか、他の人を真似しただけだったら意味がない…

やりがいのあるステージ

「地位が人をつくり、環境が人を育てる」という格言がある。まだちょっと力不足であることは事実なのだが、ここは伸びしろを信じて思い切って抜擢する。特に次世代を担う若い人だったら、少々足りなくても後ろから見守ってみよう。そうやって期待して責任感…

犬馬は難し鬼魅は易し

いわゆる子供の絵と言えば、世間一般の固定概念にとらわれず、独創的な表現力を持っている。恐れを知らない大胆さによって、センスやテクニックを度外視し、自分を押し込めず、ドーンとダイナミックに描いて、絵を楽しみ遊んでいる。だから子供の絵とは、日…

貫く

岡本太郎さんと言えば、絵画や彫刻だけではなく、数々のエキセントリックな言葉で、想像力を刺激し続けてくれる芸術家。たった一言で重々しい俗世の壁を取り払って、摩訶不思議な空気が漂う世界へ導いてくれる。一瞬にして世の中の常識からはみ出して、常識…

真理を求めて

5年前、親族の付き添いで通った医院の本棚に人間学の本があった。待ち時間にざっくりと斜め読みしたところ、文面の熱さに俄然興味を持ってしまい、「貸してください」と頭を下げて持ち帰った。とにかく信念のある言葉のボリュームが半端ではない。人間の不思…