2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

妥協

昨日、ある言葉の意味を調べている最中に、「妥協」という言葉の意味と由来の記述が目に入ったため、そのまま閲覧したところ、ボタンを掛け違えて思い込んでいたことがわかった。いわゆる「妥協」とは、何かやりたいことを諦めたり、現実から逃避するような…

自信

いわゆる根拠のない自信は、未来へ生きるためのエネルギー!不安な気持ちに負けてしまうと、発言も行動も消極的になって、だんだん引っ込み思案へ流されていく。自分には才能なんてないと気弱になって、怖気づいてしまえばできることもできなくなる。 だから…

我思うゆえに我あり

「判断力、経験、創意、気概などが、人生における成功の条件であって、教科書の中で、それらを学ぶのではない。教科書とは、辞書のようなものであって、参考の資料とすれば役に立つが、その冗長な断片的知識を頭に詰め込むのは、全く無用のことである」とい…

夢追い人

たかが10日間、されど10日間。大舞台は人の才能を刺激して、人の潜在能力や潜在意識に活力を与え、いっぺんにたくましく成長させていく。最初は普段と変わらなかったオーラが、1日1日を積み重ねるごとに光を放ち、とうとう仕舞いには宝石になってしまい、し…

運鈍根

「運鈍根(うんどんこん)」とは、ものごとを成就させるために必要な心構え。なぜなら、何か志したものをやり遂げるには、まずは運を味方にしなればならない。運は誰にでも平等に掴めるチャンスがある。気まぐれな幸運の女神が配ってくれるもの。如何に自分…

熱狂

昭和歌謡史に名を遺した作詞家 阿久悠氏。その著書『甲子園の詩 敗れさる君たちへ』の序文に以下のような一節がある。 なぜにぼくらはこれ程までに高校野球に厚くなるのだろう。縁もゆかりもない少年たちの技術未熟な野球に、それこそ宗教とでもいうべき熱い…

習慣

「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」という格言がある。 どんな小さなことでも、身に付いた悪い習慣を普通の状態に戻すことは、意外と難しいことだったりする。ひとたび間違っている考え方や動か…

古きを知り新しきを知る

徒然草に「よろづの道の人、たとひ不堪(ふかん)なりといへども、堪能の非家(ひか)の人にならぶ時、必ず勝ることは、たゆみなく慎みて軽々しくせぬと、ひとへに自由なるとの等しからぬなり」という一節がある。 これは「どの道でも専門家というものは、たとえ…

バズる

今更ながらの話しにはなるけど、ずっと前から世の中はSNS全盛時代。フェイスブックにツイッター、インスタなどなど、ネットを通じたコミュニケーションは、世界中の人々の生活に溶け込んでいる。いつも友だちや近しい仲間たちと繋がって、タイムリーな出来事…

発展途上

先週の木曜日は、りおた君の広島個展搬入のお手伝いと、その前に、広島在住の美術家 にしもとまゆこさんの個展「れいおぶらいと」へ出向く。にしもとさんとは、昨年12月に自身が入選された県美展会期中に知り合い、その後、SNSで美術談義をしながら親しくな…

松陰先生のお言葉に「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」がある。これは正に読んで字の如し。まったく説明する必要はない。 自分らしく充実した人生で生きるには、心を熱く…

自らを知る

兼好法師の徒然草に「されば、一生のうち、むねとあらまほしからむことの中に、いづれか勝るとよく思ひ比べて、第一のことを案じ定めて、そのほかは思ひ捨てて、一事を励むべし」という格言がある。 これは一生の中で中心としたいことの、その中にさらにどれ…

こつこつと

私が通っていた高校は、当時、曹洞宗が営んでいたため、週に1度ほど宗教を学ぶ時間があった。とても噛み砕いた内容でわかりやすく、また、精神力を育む言葉に触れるたびに、心の奥側が熱く反応していく。青春真っただ中、血気盛んな時代。どんな教えも「すげ…

ワクワク

『タネまけば芽が出るさ 芽が出れば花が咲く 花が咲きゃ実がなるよ 実がなればタネになる ワクワク ワクワク』というのは、谷川俊太郎さんの言葉である。 いつもワクワクしながら生きていくには、いつも夢をワクワクしながら追い続けよう。人生はいくらでも…

若者には重い責任を持たせ

一昨日の夜、NHK Eテレの番組 先人たちの底力 知恵泉は「坂本龍馬を育てた4人〜先生と同僚」。幕末をエネルギッシュに駆け抜けて大きな足跡を残した坂本龍馬は、どうやってその魅力的な人間力が磨かれていったのか?を、勝海舟や中岡慎太郎などとのエピソー…

わらしべりおた

おとぎ話の「わらしべ長者」。ある男が最初に持っていたワラを、次々に物々交換をしていくうちに、だんだん良い品を手にするようになって、最後には大金持ちになっていくお話しである。そのため現在では、わずかなものから物々交換を経ていって、最後に立派…

独立心

先週来、福沢諭吉の「学問のすすめ」に関する書籍を読み漁っている。たまたま本屋で目にすることがあって、そもそもかじった程度しか知らないことだから、この機会に自分なりのペースで学ぼうと決意し、思い切って買ったことに始まったのだ。 もちろん、この…

独立心

「東西の人民、風俗を別にし情意を異にし、数千百年の久しき、おのおのその国土に行なわれたる習慣は、たとい利害の明らかなるものといえども、とみにこれを彼に取りて是これに移すべからず」という学問のすすめの言葉がある。 この意味は、それぞれの国には…

学問のすすめ

福沢諭吉の「学問のすすめ」は学問にとどまらず、人生のいろいろなことに役立ち、人々に正しい知識を与えて、合理的な考え方ができるようになれる教えである。この著書で有名なのは「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」で、さらに「されど…

主観的輪郭

「主観的輪郭」という言葉がある。これは輪郭線に沿った光源の輝き具合いや色の変化が実際にはないにもかかわらず、それが存在しているという感覚を自覚してしまい、そのため輪郭線の存在があるような錯視に陥ることを言う。私たちのいつも無意識のうちに良…

謙虚さ

先週より、このたびで3度目になるイラストレーター コサカダイキ君の個展を開催中。デジタルで描いた新作のイラストを中心に展示している。頑張り屋のコサカ君は回を重ねるたび、作品のクオリティーは高くなり、また、作品制作する際にさまざまな工夫を凝ら…

色即是空 空即是色

この世の中、まだまだわからないことが多くて、言葉にならない不思議なことだらけ。さまざまな英知を結集しても解明できないものであふれて、なんとかくひとつの大きな流れは感じられるけど、ひとつひとつを具体的に説明することはできない。だから、この世…

袖振り合うも他生の縁

この4月半ばからの10日間、新山口駅北口の施設では「やまぐちイラストレーター4人の仕事展」が行われた。これは県内在住のフリーのイラストレーター4人が集結して、すべて自分たちで企画運営するグループ展。いずれも成長著しい新進気鋭のメンバーだけに、ス…

エンタメ

ひとくちにイラストと言っても、細かく種類をわけていったら、おびただしいほどの数があるだろう。その昔に一世風靡して華やいだものでも、時代とともにすたれていくものもあれば、初めは先駆け過ぎて見向きしてもらえなかったが、時代の好みに合って価値観…

悪友

香月泰男先生が書かれたコラムに『世に言う悪友なるものを、私は心友のことと思っている(親友とは言わぬ)。だから悪友らが私を育ててくれたことになる。善人ぶったのより、悪人ぶった人間が好きである。また事実その言動には艶がある。艶、それはわれわれ…

自由な表現

いわゆる表現の自由を保証するという言葉がある。これはどういう人でも公共の福祉に反しない限り、その自由を抑制することはできないことを意味する。自由の責任の負い方をよく知らない人が、むやみやたらに自由ばかりを強調して、なんでもかんでも自分勝手…

未来予想図

大人になっても絵を描くことに夢中になれる人は、子どもの頃から絵を描くことが大好きで、何かを作るたびに幸せな気分を味わっている。ちょっとした身近なものに刺激を受けたら、そこで出てくるイメージを表現するために、上手い下手は関係なく張り切って手…

悪友

5年前、本日から個展を開くコサカダイキ君を私の紹介してくれたのは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍をしているイラストレーターのりおた君だった。この二人は防府市出身同士。実家も目と鼻の先。偶然、同じ美容院に通っていて、「いずれイラストの世界で勝…

非凡になるまで

いわゆる一見すると平凡ではあるけど、見続けるうちに品性を感じてしまうものとは、華やかさはないけど惹きつける魅力があって、いつまでも飽きない人懐っこさが備わっている。それはやはり自分の役割を自覚しているから。人生の楽しみをバランスよく考えて…

見よう見まね

「見よう見まね」という言葉がある。その意味は人のすることを見て、その人がしたことを同じように真似することだ。いわゆる美術の基礎を学ぶうえで、偉人先人などの他者の真似をすることは、決して悪いものではない。キーポイントになるのは、ただ単純に真…