2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

自由と勝手

自由と勝手とは似て非なるもの。自由はその世界の本質を知っていて、そこでの最高パフォーマンスを目指して、最善の創意工夫し続けた結果、思うままに好きな世界を具現化できることだ。これに対して勝手は根本的に意味が違っている。その世界の本質がよくわ…

努力の天才

この春でギャラリーが誕生してから40年。当時、中学2年生だった私も54歳になってしまった。時は決して立ち止まってくれない。いつもわき目もふらず早足に去っていく。しかしながら40年というのはかなりのボリュームだ。人生の悲喜こもごも味わい、ありとあら…

インスタ映え

ほんのちょっと前、近くの商店街周辺を歩いていた時のこと。建物の日陰に座り込む若者たちがいた。みんな揃っておとなしい・・・っていうのか、みんな揃ってそれぞれのスマホをいじっていた。どこでも見かける、よくある光景だ。その横をすたすたと通り抜けた後…

幸福感

「自分って本当にスゴイじゃん」と感じる瞬間がある。それは人それぞれまちまちだ。基本的には感性が活発に動いて、小気味よい快感に酔いしれている状態。いいイメージが浮かび、いい感覚を自分が手応えとして感じたら、幸福感の余韻は簡単には冷めないだろ…

やってもやっても終わらない

ほんのひと月前に知り合ったユニークなアラフォー君。高校生時代からずっとDJとして音楽活動している。それを生業にしていないが、玄人肌と言うべきレベルだと思う。なぜなら何を聞いてもわかりやすい言葉が返ってくる。DJの魅力を相手にわかってもらうため…

人生を変えてくれた人

昨夜から始まった24時間テレビ。今年のサブタイトルは「人生を変えてくれた人」。これを見ながら自分なら誰なのかと真剣に考えてみた。すると10代より20代の方が候補者が多いことに気が付く。これはコミニュティが広がったことに比例してる。プラス、20代は…

自信を育む

昨日、遊びに来た友人との会話の中で「美術家として自信を持つには何をしたら良いのでしょうか?」と尋ねられた。う~~ん、ひと言では回答できないお題目。人それぞれ手応えを得るための儀式は違うはずだ。 ただ、一般論として言えることは、どんな小さなこ…

弱点こそが魅力だ

先日、親しい美術家とお会いした時のこと。若者に良かれと思ってアドバイスしたら、その真意は全く汲み取ってもらえず、それどころか逆ギレされたと嘆いていた。このことをわかりやすい言葉すると、自分の頭の中では十分できると勘違いした残念な人と偶然に…

色不異空 空不異色

昨日、外出した際に空を見上げると雲が勢いよく流れていた。これはきっと台風の影響なんだろうな。ビュービューと予報通りに強風が吹いてくる。しばし、そんな雲たちの動きを目で追ってみた。次から次にいろいろな形の雲が通り過ぎていくものだ。そのうちに…

切磋琢磨しよう

才能は持って生まれたものだけではない。いくら素質があったとしても、そのままたったひとりで開花することはない。自分では十分通用できると思っていても実際のところは勝手な思い込み。なかなか一人前と言われるレベルまで到達できないもの。 だったら、ど…

無条件の若さ

やっぱりめちゃくちゃ暑い夏には、清々しい若者の潤いで息を吹き返す。「猛暑」と聴くだけで負けそうな大人と違い、炎天下であっても揺るぎなく魂を輝かし、眩いばかりの生命力で蘇生してくれる。嗚呼、甲子園。この夏は県代表チームがベスト8進出の快挙もあ…

ほどほど

運が良いと言われる人は決して欲張り過ぎない。何ごとにもほどほどであって、しつこくなくてあんばいがいい。なぜならチャンスは誰にも平等だと知っている。必要以上に求めていけば、そのリバンドが起こるもの。無理せずにマイペースで行うからバランスがい…

一生青春

先週、平成生まれの若者によるグループ展と美術講演会を企画して行う。ちなみに私と参加した一番年下の若者との年齢差は33歳。ほぼほぼ彼らの親御さんよりも年上になってしまった。そのおかげで世代間による価値観の食い違いは当然生まれるが、これくらい年…

没頭しよう

何かしらやりたい目標があったり、本気で打ち込めることがある人は、とても充実した日々を過ごせるだろう。それは結果が成功であれ失敗であろうと、挑戦することに大きな意味があるからだ。夢に向かって走って行けば、多くのことに気付きが生まれ、人として…

真っ直ぐに

美術家は誰もかもに好かれようとしないこと。他人から認められたい気持ちが空回りすると、いつの間にやら評価されないことを恐れてしまう。万人に好かれようとするあまり、どこにでもあるような平凡な感覚に陥る。「素晴らしい」と評価されるものは、なんと…

覚悟

美術の世界は努力と収入が比例している人は残念ながら少数派である。一般人からしたら抜きん出た才能の持ち主であっても、そのクオリティのまま表現した作品がお金になるとは限らない。今時の言葉で表したら思いっきりブラックの業界なのかしれない。収入と…

創造の種

この夏もいろんな個性を持った面々が集まっている。それぞれがユニークで素敵なキャラクターばかり。そんな彼らとの言葉はオリジナリティに溢れて、知ってそうで知らない美術論を味わえる。どこかへ出かけなくてもフレッシュな刺激をいただけるのだ。とても…

コミニュティ

昨日まで開催していた「ハチハナ展」。平成生まれの若者によるグループ展。その会期中、親しい方に若者と仲良くなるこつについて尋ねられる。正直、こつどころか何の策すら考えたことはない。そこで「特にこつなんてないですよ。もし何かあるとしたら、彼ら…

雰囲気

このたび開催している「ハチハナ展」。出展者は23歳以下に絞り込み、かつ、少しばかり年上のメンバーで構成した。その理由は23歳以下だけなら、フレンドリーな雰囲気になりやすい。仲良くするのはとてもいいこと。だけど、次第にメリハリがなくなって、なあ…

原っぱ

その昔、子供たちが空き地に集まって楽しく遊んだのは、面白くなるようにルールを話し合って決めていたからだ。そして、繰り返し遊んで飽きてきたら「今度はこうしようよ」など、知恵を絞って楽しくなるためにルールを改善したからだ.。楽しくなりたい本気で…

切磋琢磨

昨日、ギャラリーにはグループ展に出展した半分の作者が集結。それぞれは面識があるものの、じっくりとひざを交えて、語り合ったことはない。ほぼほぼ初対面と言える関係なのだ。そこでドキドキの緊張感をほぐし、リラックスしてもらうために、ここにいるメ…

自論

若者の最大の武器とは恐れを知らないこと。大胆不敵な行動と言うべきか、その世界の知識や常識に捉われないため、これまでになかった自由な発想を創り出せる。だからすぐにネットを使って調べずに、自分なりに答えを考えて発言していこう。フレッシュな若い…

24時間

そもそもお金を得るということは、自分の時間を持つためにあるのだ。よくよく考えてみたら誰でも1日は24時間しかない。どんなにお金を持っていても、実際に買えるのは移動のための交通手段。カッコいいファッションをして、美味しくて気品のある食事をして、…

いろはのい

何かを始めてみようと思った時、いろはの「い」がよくわからなくて、思い通りにいかないことが多い。そんな時は投げ出さずに、グッと我慢して挑戦してみよう。力の限界に気が付いたのなら、成長するためのチャンスタイムになる。「こうなりたい」という理想…

コラボ

ことわざの「灯台もと暗し」じゃないけれど、身の回りにある幸せは気付きにくいもの。例えば水道がある、電気がある、電話がある、道路があるなど、あって当たり前と思えるものが、もしなくなったら大変なことになる。さらに家族をはじめ、恩師、恩人、友人…

びびっと

先日、親しい方と会話の中で「どのようなものが美しい絵だと言われるのでしょうか?」と質問された。そこで相田みつをさんの「うつくしいものを 美しいと思える あなたの心が美しい」という言葉を例に挙げて、作品に宿っている「美」に気が付くのかどうかだ…

人生は挑戦あるのみ

すべては行動することから始まる。まずは思い切りやってみよう。今自分が置かれている環境の中で、今できる最高のパフォーマンスで、必ず上手くいくと思って努力するのだ。あれこれ考えるだけでは何も変わらない。頭で考えるよりも実際に行動することが大事…

夢を持ち続ける

ネバーギブアップ!夢とは決してあきらめないで追い続けるもの。何度も何度も挑戦して、望ましい結果が出なくても、簡単にあきらめたりしない。失敗するたびに気持ちを切り替えてやり直せばいいのだ。つまり大きな夢を持ち続ければやる気は失うことはない。…

新聞紙

私は銀行窓口での待ち時間はロビーに置いてある新聞をざっと読む。その理由はもちろん退屈な待ち時間をなくすこと。これがダントツで一番の理由なのだが、この他、購読紙と読み比べることによって、いろいろな発見が生まれてくる。新聞は各社それぞれ社会へ…

大器晩成

どんな世界でも種を蒔いてから実になるまでは時間がかかるもの。アイディアや技術、人間関係などを時間をかけて、粘り強く育てることで成熟度は高くなっていく。だから慌てて少しでも早く完成させる必要はない。これから進んでいく道には、どんなことが待っ…