2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

人間

「人間」っていうのは、人と人の間で生きているから 「人間」っていうんじゃないかな 坂本金八『3年B組金八先生』より 先日、若い頃に月イチくらいで楽しんでいたソフトボール仲間と再開した。 寄りあい組織で本格的なチームではなかったが、地元のテレビ局…

好きだな

もうじき新チームになってから初めての公式戦がやってくる。 いよいよ長いシーズンの始まりだ。 また、希望と不安にドキドキ、ワクワクできる。 いったい、いつまでこんな気持ちままでいられるのだろうか。 1年、1年、彼らとは年は離れていくけれど、 1…

バルセロナの華麗で効率的な攻撃は、組織的な守備と攻守の 切り替えの速さがあるから成り立っている。 球際で負けていたら、ああいうサッカーができるわけない。 自分はブラジル時代に本場の厳しさを肌で感じていましたから、 選手たちに『1対1で負けるな…

第1条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない 第2条 しないではいられないことをし続けなさい 第3条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし 第4条 好きの力を信じる 第5条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ…

触れる

私は選手がゴールの機会を逃しても問題にしない。 ただ、彼が失敗し続け、委縮して、 これ以上シュートができなくなれば、その時怒るだろう。 フース・ヒディング 高校サッカーって、やっている選手たちは当然のように日々成長していく。 また、その周囲に…

学習塾は受験に合格するテクニックを教えることを目的としていますが、 これでは心は育ちにくい。僕はいまのJリーグのユースアカデミーが、 そういう傾向にならなければいいと願っています。トップチームに上がる 人数を競うだけになったら危険です。 中野…

親切

昨日、忘れた頃に顔を出す町内会のおじさんがスクーターに乗ってやってきた。 そして、「あんたが好きそうな話題だから・・・」と新聞を渡されて去って行った。 いつものことだけど、本当に予告もなく現れる。しかも私が気になる話題だから 間違いなく的を…

大寒盛り

寒さにふるえた者ほど太陽の暖かさを感じる 人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る ウォルト・ホイットマン 来週の日曜日は節分。そして、翌日は立春と春はすぐそこにあります。 だから今、この寒さを楽しんで、頑張っていきましょう!! ■アート、い…

まだまだ長い

全国大会優勝というのは誰もができることではない。もちろん誇りは感じます。 だけど、半年経ったら何でもないことになってしまう。 卒業生たちにも『お前ら、優勝なんて今後の人生にとっては何の意味もない。 全国優勝したんやという顔をしていたらダメ。…

伝来

昨日、知人と大河ドラマ「八重の桜」の話をした時にふと疑問が思い浮かんだ。 それは開国した日本へサッカーはいつ頃に伝来したのか? そこで日本サッカー協会のサイトで調べてみると1883年と書かれていました↓↓ 1873(明治6)年、英国海軍教官団のA.L.ダグ…

我以外皆我師

近頃、若者に感性を育ててもらっています。 かつて若い時代には感じていたけど、年を取って忘れかかったものから 現代の若者たちによって生れる新しい文化に至るまでの幅広い分野において。 若い頃、多くの人生の先生や先輩と出会って学びました。 そして、…

規則と原則

何をするにしても楽しければ楽しいほど、成果が上がるものだ。 なぜなら、楽しんで働いていると自然に動機づけができるから。 フース・ヒディング どんなゲームも相手チームと同じ時間を戦わなければならないのがサッカー。 ゲーム中、タイムアウトのない競…

いろいろちゃ~展

江戸時代にあったポップカルチャー(大衆芸術)。歌舞伎、浮世絵、人形浄瑠璃、 三味線、尺八、かんざし、盆栽などなど、人々の暮らしの中に浸透して明るい 潤いを与えていました。あの当時に限らず、今も日本人って、ちょっとしたことを 面白くデフォルメ…

国際化

サポーターをはじめ、見る側のレベルをいかに上げるか。 それがないと、裾野が広がっていかない。 そして観客が理解を深めれば、サッカーそのものも良くなっていく。 イビチャ・オシム 国際サッカー連盟(FIFA)の加盟している国や地域の数は209。加盟資格…

ヒディング

韓国サッカーチームの客観的戦力はD組の最下位である。 認めたくないが、事実だった。競争相手と明らかに水準の違いがある。 残り期間は長くない。漠然とした幻想をもたせるべきなのか。 客観的な実力を否定し、自ら慰めるべきなのか。 違う。真の改革を望…

クリーニング

和食はフォークとナイフ、スプーンを持って食事する洋食などと違うのは、 基本的には器を手で持って食事する。右利きならば、右手にお箸、左手に茶碗、 微妙に角度を動かしながら目に映る食材を想い食感を楽しみ美味しく召し上がる。 この一連の動作は日本…

総矢倉

将棋のフォーメーションで、守りを重要視した戦術の1つに「総矢倉」がある。 王将を金銀各2枚(計4枚)で囲い込み、上辺が非常に広い範囲で厚く、 縦(前)から来る戦いに関しては囲いの中でも屈指の強さを誇るものだ。 将棋に興味のない方にはわかりづ…

名将

近年、高校サッカー選手権大会で初めて栄冠に輝いた優勝校には、 高校サッカーに人生を捧げ、チームを率いていた老獪な名将たちがいる。 2006年度、盛岡商・齋藤重信監督。2007年度、流経大柏・本田裕一郎監督。 2009年度、山梨学院大付・横森巧監督。そし…

色不異空(しきふいくう)、空不異色(くうふいしき) 般若心経 ※姿形あるもの (色) は、実体がなく、変わらないものはない 世の中に存在するものに変わらないものはない。 どんなに丈夫に見えても、それは頑丈に見えているだけ。 いろいろなものが組合わ…

こころ

目、耳、鼻、舌、身体、これらから感じられること、想うことなど、 いろんなものが組み合わさって心は作られていきます。 ただし、心というものは言い方や行動として表れることはあっても 実際に目の前に具体的な形として表われるものではありません。 目に…

知命

私は来年8月にいよいよ50歳。天命を知る時です。 今年はその準備のためにもっと自分を知るように頑張りたいと思います。 これまでの人生を思い出して、沈澱している不燃物をあぶり出して、 少しでも明るく生きていくために反省すべきことを反省していきま…

ベンチマーキング

ベンチマーキングとは、企業が他社の優良事例を分析し、学び、取り入れる手法。 ただし、単純な模倣では意味がない。優秀な成果を上げる会社の成功要因を うまく把握して、自分たちに合うスタイルにして導入していくが重要なポイントだ。 サッカーもこれと…

修行

高校サッカーは多くの試練を乗り越えていくためにあります。 苦しいことから逃げるのではなくて、「やってやろうじゃないか!」 と、潔く立ち向かって、自分たちの限界に挑戦していく世界です。 辛抱して辛抱して、腐らずに努力を積み重ねて、 勝負に勝つた…

芽生える

好きで始めたサッカー部の応援。その原点は高1の時に応援へ行った全国大会。 最盛期だった韮崎高と対戦したゲームはサッカーの怖さと厳しさを学ばされた。 家のテレビで見ていたものは違う。同じ高校生なのかと思うくらい相手は強かった。 いつか全国で勝…

リンゴの花のあの白の美しさも 果汁のあふれる美味しさも 厳しい冬があったからできたのだ。 風に向かえ。苦節に耐えろ。 常に何かに挑む姿勢が、 今、この国で大切なことだ。 伊集院静の「贈る言葉」 (集英社)より 朝、テレビ番組に伊集院氏が出演してい…

順延

大自然の悪戯で、4175校の頂点を決めるゲームは仕切り直しになった。 これも屋根のないスタジアムで決勝戦が行われるということなのだろう。 だけど、ここまで勝ち上がってきた両チームなら燃えるような熱い魂で グランド一面を真白にした雪を融かすことが…

気盛んなり

志定まれば、気盛んなり 吉田松陰 ※人は目標が決まれば、意気が高まり、その実現に向けて全力を尽くすことができる どのような障害にも立ち向かって、志を実現できるでしょう 大河ドラマ「八重の桜」の見ていて、松陰先生の上記の言葉を思い出した。 20代…

伸びる

高校スポーツでは大会期間中に成長していけるチームが、 その勢いのまま、頂点へ勝ち進んでいくケースが多い。 どこまでも成長できる世代。言い換えれば計算できない若さこそが魅力だ。 中でも高校サッカーは、ひと昔前のように飛びぬけて強いチームがない…

切磋琢磨

明日、今年度の高校サッカー選手権もいよいよ決勝戦。 この憧れの大舞台で対戦するのは鵬翔高(宮崎)と京都橘高。 どちらも初めてのファイナル進出。それぞれ試合を重ねるごとに力を増し、 勝ち上がるたびに課題を克服して、たくましいチームになっている…

文化

よく思うのだが、言葉は出さなくてもモノへの接し方で、その人の文化がわかる。 どういう風に観察してモノに触れていくか。何気ない小さな動きに人柄が表わる。 だから気を付けよう…もちろん、自分自身。 ちゃんと目で観て、やさしく手で触れて、頭の中で味…