2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

冷暖自知

禅の世界に「冷暖自知」(れいだんじち)という教えがある。これは水の冷暖は自分で飲んだり手につけたりして知るように、真の悟りは修行を積み重ねて、感触を自分自身で知るという意味である。まさに創作する人のためにある言葉!この世界は自分で考え、自…

1/100 SHIBUYA Crossing

テラダモケイさんより設立4周年を機に立ち上げた映像レーベル「TERADAMOKEI PICTURES」についてのお知らせをいただきました。なお、その第1弾映像作品として製作した「1/100 SHIBUYA Crossing」をYouTubeにて公開!ぜひご覧ください。

染・用・要・美

本日の山口新聞にただいま開催中の「染・用・要・美 紀田秀夫展」についての記事が掲載されました。どうぞご覧ください。 ■染・用・要・美 紀田秀夫展 会期 2015年6月26日(金)~7月5日(日) 時間 11:00~19:00 定休日7月1日(水)

研究

教えたって、 教えるのはおれのもので、お前のものではない だから、おれの芝居を見ながら自分でつかめ それで初めてお前のものとして、お前の芝居ができるのだ 尾上菊五郎 具体的なことを教えるよりも、自分なりに研究して工夫させていく。 必要なものに気…

虫のインフォメーション

昨日の夕方、反射して入ってくる日差しが眩しくなったため、奥の入り口に立てかけているよしずを動かしてみた。その時に中野寿子さんが来るような予感がしたので、電動車いすが通れる幅を残していたところ、やっぱり閉店近くになってやって来た。ただしこれ…

紙のジャポニスム 切り絵で描く24節気

7月8日(水)より伊勢丹新宿店本館では、美祢市生まれの切り絵作家・久保修さんの個展「紙のジャポニスム 切り絵で描く24節気」が開催されます。どうぞお近くの方はご覧ください。 月の満ち欠けに従った旧暦を使っていた時代、季節の変化を知る目安として、…

磨く

人間はダイヤモンドだ。 ダイヤモンドを磨くことができるのはダイヤモンド しかない。 人間を磨くにも人間とコミュニケーションをとるしかないんだよ。 チェ・ゲバラ チームを強くするために選手同士でコミュニケーションをとるしかない。 思うようにいかな…

アンシャープ

7月4日(土)より美術家・末永史尚君の個展『末永史尚「アンシャープ」』が大阪市のギャラリーゼロで開催されます。このたびの個展では、昨年8月に愛知県美術館展示室で開催したAPMoA Project, ARCH vol.11 末永史尚 ミュージアムピース」の作品をはじめ、未…

天変地異

6月29日より東京都美術館で始まる「第69回女流画家協会展」に、山口市生まれの画家・白藤さえ子さんの新作「天変地異」が出展されています。どうぞお近くの方はぜひご覧ください。なお、当ギャラリーでは8月8日より行うグループ展に出品します。どうぞよろし…

精神力

プロの世界では卓越したテクニックが要求されるが、それと同時に、いやそれ以上に期待を背負える精神力が必要になってくる。常に期待されているのだからプレッシャーと戦わなければならない世界。心に隙が生れたら不断の努力は水の泡になる。だから現実から…

続ける

創作する人はいつも完璧な表現を求め続けるよりも、なんとか挫折することなく、ただ、やり続けることが大事だと思う。創作することは義務ではない。これは必要だと言い切れるものでもない。むしろ面白いからやる。楽しいからやり続ける。これが基本精神にあ…

分割せよ

困難は分割せよ デカルト 難しことでも、細かく細かく分割していけば単純なものになる。 一見不可能と思える困難なことでも、辛抱強く取り組めば克服でき、 大きな目標であっても達成することができるはず。 大きな結果はひとつひとつの小さな努力の積み重ね…

染・用・要・美

新しい創作を目指して今も切磋琢磨していく!染色工芸家・紀田秀夫さんのモットーだ。さすがに京都を拠点として活動されるだけあって伝統という言葉の重たさをよく知られている。代々受け継がれている世界はちょっとやそっとでは表現できない。むしろそこか…

草むらの小宇宙

宇部市生まれの画家・岡本よしろう君から7月3日より、うみべの絵本屋ツバメ号(横須賀市)で開催される絵本原画展「草むらの小宇宙」のご案内状をいただきました。どうぞお近くの方はご覧ください。 ■岡本よしろう絵本原画展「草むらの小宇宙」 日時 2015年7…

時間

常に時間はたっぷりある。うまく使いさえすれば。 ゲーテ サッカーはタイムマネジメントする競技。どのように時間をうまく使っていくのか、 そのセンスを問われるのだ。ゲームを有利に動かすには制限の時間の中で 自分たちを信頼できるアイディアよりもハー…

切り拓く

美術家を志すのなら自分自身にある感性を頼りに進めるべきだ。例え立派な指導者に出会えなくても自分で創作の道を切り拓いていけばいい!甘えた心を払拭して腐ることなく、自分の非力さと付き合いながら前向きに努力する。もともと自分しか頼れるものはいな…

繋がる

6月29日(月)より長門市生まれで岩手県遠野市在住の画家・本田健(たけし)さんの個展がギャルリ・プス(東京・銀座)で開催されます。どうぞお近くの方はご覧ください。 なお、私は偶然新聞で本田さんの作品が2000年に文化庁買い上げになった時にお名前を…

一個の敬は人を許多の聡明を生ず 佐藤一斉 ※敬の心は人を聡明にする。自分を慎み、他の魂に対し、敬し、尊ぶ心をもっていれば、その魂の成長のために手を貸したいと思うのは人情である。魂の成長を一番促進させるものは自身であり、自信を持たせるものは、ほ…

個性

創作する人は自分の持ち味、イメージを表現する時に武器になる個性をとても大切にしている。ただし、個性とはその人の内にあるもので、作品に表われてこそ意味がある。外見とか言葉ではなくて、作品で感じさせて成り立つものだ。だから無理矢理に自己主張と…

夏の美術室

7月18日より、ときわミュージアム(宇部市)で開催の「ワークショップマンス2015 夏の美術室」の広報に、佐藤文恵さんのイラストが抜擢されました。近日中にギャラリーにチラシが届く予定になっています。到着しました際にどうぞご覧ください。 【内容】 い…

至誠

悔いるよりも、今日直ちに決意して、仕事を始め技術をためすべきである 何も着手に年齢の早い晩い(おそい)は問題にならない 吉田松陰 ただち本気になって行動するlことに意味がある。 部活の大きな目的は本気になって生きることに芽生えることだ!

空気を感じる

よく見かける風景の中に新しい発見を与える。無心になって空気を感じて描いた絵にはそんな魅力がある。いい絵を描こうなんて思っていると空気は感じなくなる。野心に満ちた尖った感性ではぎすぎすしてしまう。柔らかくゆったり包み込むような感性!日常の中…

ひやされた かたち

7月8日より銀座三越8階ギャラリーにおいて、萩市在住の陶芸家・金子司君の個展「ひやされた かたち 金子司陶展」が開催されます。どうぞお近くの方はぜひご覧ください。 ■ひやされた かたち 金子司陶展 日時 2015年7月8日(水)-14日(火) 10:30-20:00(最…

事える

自ら欺(あざむ)かず。これを天に事(つか)えるという。 佐藤一斉 ※人に対してではなく、何よりも自分自身を欺かない。 至誠を尽くす。これを天に仕えるという。 人はごまかすことができても、自分はごまかすことはできない。 自分自身が自分を作るのだか…

がむしゃら

創作に目覚めたのなら他人の作品などを気にせず、夢に向かってがむしゃらに突き進んでいけるはずだ!臼杵万理実さんと出会って7年目になるが、彼女の創作に懸ける情熱は年々熱くなっている。それは一度限りの人生だから、自分に与えられたチャンスを生かした…

コラム

本日の中国新聞洗心欄に、音楽活動しながら子育てや僧侶もする二階堂和美さんの第14回目のエッセーが掲載されました。どうぞご覧ください!

修業

君子これを己に求む 小人はこれを人に求む 論語 ※君子は自分の身に起きた全ての出来事に対して謙虚に受け止め、自分自身に責任を求め、 反省をするが、小人は他人の命によって行動し、失敗すれば他人のせいにして反省をしない。 練習はその人を四角四面の面…

素養

素養(そよう)とは普段の練習や学習によって身につけた技能や知識のこと。美術は適当に作ってしまうと、いい加減なものになっちゃうけれど、ベースにしっかりとした素養があるのなら作品のコンセプトは崩れることない。伝えたいことをうまく表現して、きれ…

接する

春風をもって人に接し、秋風をもって自らを慎む 佐藤一斉 ※春の風のように温かい気持ちをもって人に接し、秋の霜のように厳しく自分を見つめよ チームも同じだ思う。自分に厳しくすることで他の選手にその空気が伝わる。 だから自分以外には、やさしい気持ち…

描く

ただいま開催中の「臼杵裕世 臼杵万理実2人展」は、身近にある食材やお花などをモチーフにして描く父と、なんでもないようだけど何かがある空想の世界を描く娘による親子展です。会期は明日21日まで。お時間ございましたらどうぞお越しください。※画像は山口…