2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

空間

この5日間、ギャラリーの空間全体が作品になっていた。美術への入り口はどこにでもあった。一枚の作品を丁寧に鑑賞する楽しさに始まり、隣りの作品とコラボレーションさせて感じる自由さ。それぞれがそれぞれの作品をリスペクトしている。お互いによく知る…

気力

若者は欲望のかたまりでいい。それが似合う人生の季節の只中にいる。 純粋は欲望と隣り合わせている。欲望への葛藤など捨てればいい。 欲望に忠実であることが純粋の証だ。たっぷりと欲望につき合うことだ。 じたばたすることだ。 伊集院 静 昨日、作品展の…

タフ

状況がタフになると、タフな者が道を切り開く ジョン・F・ケネディ 昨日、友人のK君が来るなり、「広島新庄は再試合です」と語った。 新庄高校は昨秋の中国大会準決勝で、母校野球部と対戦した相手チーム。 延長の末に後塵を拝して敗れてしまい、甲子園出…

空き家の遊び方

ただいまDo a Front(山口市)で開催中の『エピファニー・ガーデン ~ 空き家の遊び方 ~』。タイトルに偽りなし!スペース内は、まるでアミューズメントパーク化し、個性豊かな美術家たちによる美しい空気が漂い、空間との新しい付き合い方をやさしく教え…

さくら

敷島の大和心を人問はば、朝日に匂ふ山桜花 本居宣長 ※日本人である私の心とは、朝日に照り輝く山桜の 美しさを知る、その麗しさに感動する、そのような心です 福岡遠征へ行っている母校サッカー部のフェイスブックに 大きな桜の木の下で選手たちが記念撮影…

平凡

ある作品展会場に積み上げてあった芸術誌。どこのアートスペースにでもよくある風景。そんな平凡でありふれたモノに美しい輝きを与たえる。美術家とは無色透明な日常に明るい感動を創るのが仕事。普段見落としている感動を発見させていく。色やカタチで実現…

第二の才能

習慣は第二の生まれつきの才能になる マルクス・トゥッリウス・キケロ 選抜高校野球を観ていると、よく鍛えられていると感心することが多い。 さすがに全国大会へ出場するチーム。このくらいは当たり前か、と思う反面、 基本に忠実にプレーする姿には、やは…

何だろう

私は抽象画を観ていると頭の中がこそばゆくなる。よくわからないもの、不思議なものを観れば「何だろう?」と感じてしまうからだ。まだまだ世の中には謎だと言われるものがある。知らないものと明日にでも出会うかもしれない。その時に困らないために感性を…

花開けば

花開けば必ず真実を結ぶ 道元禅師 ※種を蒔き、苗を育てるのと同じように、願い事をしっかり心にとどめて育んでいくと、 やがては「成就の花」が咲くということ 私が在学していた頃は、曹洞宗学校だった。精神性が高まる言葉によく感激した。 今も母校に愛着…

備える

生きるということは刺激的なことであり、それは楽しみである アインシュタイン 今年はなかなかサッカー部の応援に行けない。心を燃やす時間が持てない。 おそらく4月になれば、消費税の影響で暇になりそう気配。それはそれで 困ったことなのだが、やはり若…

瞬く間

「画家」と呼ばれたい。絵を描く人にとって、ささやかだけど大きな夢でもある。美術は日々進歩していくため、「画家」という存在は永遠ではなく流動的に変化する。今そう呼ばれても、瞬く間にそうじゃなくなる。 なぜなら人は飽きやすい。いつも新しい面白…

流れ

流れというものが出てくるのを待つのは辛いもんだ。 しかし待たねばならんときには、待たねばならん。 村上春樹 流れを読む!サッカーでは試合の流れを読むことや気配を感じていくことが大切。 ちなみに、わたしは応援する時に流れを考えて声を出すように工…

かみの工作所フェアー@山口県立美術館

今月11日から5月11日まで、山口県立美術館ミュージアムショップコーナーでは「かみの工作所フェアー」が開催されています。 「かみの工作所」とは、パッケージなどの紙器製品の印刷加工を主力としている福永紙工(株)さんが、グラフィックデザイナーだけでな…

あおぞら

空がまぶしい このわたしの上にも、あそこの牛の上にも、あの山の上に生きている 一本松の上にも、みんなおんなじに 青く青くすんで まどみちお「あおぞら」 空だけじゃなくて、ピッチの上もまぶしいぞ! そこには真っ赤に燃える青春があるからだ。 どんな…

講評Ⅱ

山口県美術展の講評を読んでいると、「どんでん返し」という言葉が浮かんだ。なぜなら「わたしが最後まで大賞候補として推した《抗酸化作用》は、色感の冴えと、構成の巧みさ、そして、まるで他人事のように楽々と生まれ出たと感じさせるイメージの伸びやか…

精進

甲子園大会の優勝は一校。あとの全チームは敗者である。 スポーツは敗れることで学ぶことが勝者の何倍もある。 でも勝った方が嬉しい。 伊集院 静 負けたことを生かしていく。勝つために変化すること、足らないことを学んでいく。 私もたくさんの本を読んで…

講評

このたびの山口県美術展審査員である美術家・ヤノベケンジ氏。 その審査講評には、「突出して記憶に残る作品の印象がなかった。それは否定的意味ではない。この公募展の全体のクオリティが高いのと表現分野の領域が広い事で、豊かな可能性を見る連続から甲…

他山の石

昨日、春の選抜高校野球が開幕。気候は一気に春にはならないだろうが、 私の心は一気に春になってしまった。ずっと子供の頃からギアチェンジする日。 今年は第1試合に岩国高校が登場。あと一歩のところで甲子園出場を逃した 母校野球部のためにも勝利を祈っ…

子どもの生命力 表情豊かに表現

先日、ギャラリーに小田善郎さんの絵のモデルとなるお孫さん登場。想像以上に元気がいい。そして、豊かな表情で勢いよく話してくれた。なるほど、このユーモアが創造力を引き出す。不思議な世界へ連れて行ってくれそう。夢を忘れそうな大人に、夢を見ること…

才能だけでは成功できない。 他人の輝く才能を持つことをうらやむより、 あなたの心に火をつけて努力しなければ成功はない。 ヨハン・クライフ いつも心に火をつけて応援しています。 もちろん、火がつくためには、心が湿っていてはならない! 日々やるべき…

本棚

美術家・末永史尚君に「作品展のお知らせに使う画像を送ってください」とお願いしましたところ、「作品写真を添付いたします。本棚におさまっている文庫をそのままパネルに写した作品です。わかりづらいかも知れませんが…。よろしくお願いします」というコ…

若いということは打算ができない点に魅力がある。 大人たちが笑うことでも命懸けで進んでいく方が、 人生は案外と充実している気がする。 伊集院 静 私の高校時代は今ほど情報がないから真っ直ぐに生きやすかった。 思い込みというのか、やる気を燃やして、…

岸透子 水彩画展 2014

4月3日より自宅にやって来るネコや庭に咲く野の花を題材に創作活動する 画家・岸透子さんの個展を開催いたします。 淡いピンクの花を咲かせる薔薇の新芽は、葉も、茎も、棘も真っ赤に染めて、 厳しい冬を耐え春を目指します。そんな花や猫の姿を描きました…

課題

大切なのは、成功に浮かれることではなく、失敗を見つめることだ。 「なぜ?」と絶えず疑問を持ち、理由を突き詰め、分析し、対策を講じる。 そうやって次につなげることが大切なのである。 なにより、失敗や負けは人を成長させる。 野村克也 失敗すること…

中野寿子 花と野菜のイラスト展Ⅱ

野菜はどれも同じようで、同じようなものはない。色艶、味覚、匂いなどなど、収穫時期や生産場所、そして、作る人の愛情で違ってくる。だから食べた時に新鮮な発見、微妙に小さなことに気が付いては、喜んだり驚いたりして楽しい時間になっていく。そう、ハ…

ロコ

斬新なアイデアを思いつく者は、 そのアイデアが成功を収めるまで『奇人(ロコ)』である。 マルセロ・ビエルサ 信念を曲げずに大きな目標へ突き進むことしかできない人間は、 奇人と呼ばれるかもしれないが、成功すれば天才と言われるようになる。 なんで…

挑発的なアクションで提言

雲は刻々とその姿を変えていくように、この世の中にあるものは絶えず変化していく。美術家・山根秀信さんの新しい挑戦!このたびの県美展の作品もオリジナリティーがあって素敵だ。なお、作品の売上金全額は東日本大震災文化財レスキューへ寄付されるとのこ…

トライ

私にとって人生とは、常に何か新しいものを 発見するために生きていくものである。 その新しいものは何度も何度も繰り返された時に、 ようやく1つのこととして定着するようになる。 深い関係が始まったばかりの私と日本人たちは、 新しいものを定着させる…

ひと目でわかる顔、顔、顔

画像はギャラリーであったワンシーン。向かって右より松浦孝さん、小田善郎さん、尾崎眞吾さん。それぞれが美術の魅力に取り憑かれて、使命を感じて挑戦している。美術に醍醐味を覚えて、人生を打ち込んでいる。一見は穏やかそうでも、胸の中は熱く燃えてい…

信じよ

人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ 手塚治虫 昨日、開幕した中国サッカー新人戦1回戦で、母校サッカー部を含めて出場している 山口県勢3校が揃って勝ち進みました。ちなみに第6回目にして初めてのこと。 やはり同じ県の仲間!お互いに頑張ったこ…