2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

若さ

若さというのは年齢に関係ないものだ。年齢を重ねても表情が明るくて、いきいきとしている方は若々しく感じられるし、実際に発想もユニークで柔軟さがあって面白い。そういう方はいつも何かに興味を持って、いろんなことに感動して心に刺激を与えている。素…

「◯◯ふり、◯◯つもり、独りよがりは 大衆の爲でない

本日より山口大学OBの美術家・山下眞麗子(広島県)さんが、沢田マンションギャラリーroom38(高知市)で個展を開催しています。なお、会期中の5月3日にはパフォーマンスやギャラリートークもあり。どうぞお近くの方はぜひご覧ください!! 山下眞麗子展「◯◯…

やわらかく

笑いも創造性の大切な要素である。 ユーモアのセンスを持ってものごとを見ることは心をやわらかくして、 固定観念にとらわれないようにしてくれる。 茂木健一郎 理屈では解決できないものは、ひらめいた直感でいくしかない。 その直感をビビット冴えたものに…

変わり者

美術家は変わり者が多いと言われるのは、簡単にはその能力を認めてもらえない上に、作品で生活できるのはごく僅かな層に限られている世界へ、大きな希望を持ってチャレンジしていくからだ。普通に考えたらあり得ない選択肢。苦労することがわかっているのに…

喜び

喜んでことをなし、なされたことを喜ぶ人は、 幸福である ゲーテ 誰でもできれば失敗はなく、納得のいく成果を確実に手にしたいもの。 しかし、それでは慎重になり過ぎて冒険心を妨げて大きな夢がなくなってしまう。 若い時はすべてが経験になるから結果を恐…

愉しみ

23年前、偶然にも上京した時に観た「TOKYO未来世紀」。鬼才・篠山紀信、写真30年の集大成と言われ、たしか新宿のデパートに新しくできた美術館のオープニング企画で、会場の入口までに行くエスカレーターの脇には、有名人や芸能人から送られた花が所狭しに飾…

ポーンとスイッチが入る

経営者でも「倒産や投獄、闘病や戦争を経験した経営者は強い」 とよく言われるのですが、どん底に行った時に人間というのは 「ポーンとスイッチが入る」という言い方をします。 これを(生物学者の)村上和雄先生なんかは「遺伝子にスイッチが入る」 とよく…

一歩

まずは勇気を出して一歩を踏み出してみよう!そうすれば次の一歩は自然に前へ動いていくものだ。よく見えない未来にあれこれ悩むより、たった一歩を踏み出すだけで視界は広がって、目の前にあるやるべきことがわかってくる。わずか1つのきっかけから成長で…

静慮

人、遠き慮(おもんぱかり)なければ、必ず近き憂いあり 孔子 ※遠い将来まで見通して考えない人は、必ず急な心配ごとに悩むものだ。 目先のことばかりにとらわれてはいけない。 「静慮」というのは精神を整えて静かに思慮していくこと。 この言葉はハッキリ言…

千載一遇

昨日、山口県立美術館で始まった「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」の開会式の後、長門市在住のフォトグラファ・安森信君夫妻がやってきた。そして、堰を切ったように一気に「このチラシの篠山先生の画像を撮ったんですよ。もう緊張のあまり、本当…

天真爛漫

5月7日(木)、エフエム山口の午後に放送されているデイタイム・ストリート内、温品由季さんがパーソナリティを務める「やっぱりウチがすき」(午後4時25分頃から)のコーナーに、はやしいくみさんが出演いたします。どうぞ県内の方でお時間ございましたらぜ…

原点

一日作(な)さざれば、一日食らわず ※修行を怠ることは食事をするに値しないということ。働かざる者、食うべからずとは、 意味合いがまったく違うもの。人間にとって働くことが如何に大切なものかという教え。 昨日、少しだけ時間ができたため、ゲームの後…

ハプニング

日常のどんな所にも創作のヒントが隠されている。身近な世界であっても感受性が豊かであるのなら創作のチャンスになっていく。特別なことは求めなくてもいい。人生は偶然に取り巻かれて生きている。遠い異国の地に行かなくてもハプニングは日常茶飯事に起き…

「篠山紀信展 写真力

本日より山口県立美術館では「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」が始まります。 どうぞご覧ください。 【概要】1960年代以来、写真界のトップランナーとして走り続けてきた写真家・篠山紀信(1940-)。時代を象徴するスターのポートレートを中心に約13…

自分の運を支配するのは、 神様でも他人でもありません。 運の流れをつくっていくのは自分なんだ という気持ちを持つことです。 運が悪ければ、それを自覚して修正する努力をすればいいのです。 桜井章一 運というものは不思議なもの。 ちょっとしたことでや…

天命を待つ

ことわざの「人事を尽くして天命を待つ」。美術家になるための基本的な考え方を言い表している。そもそも創作に全力で努力し、ベストを尽くしてやろう!と覚悟できているのなら素晴らしいこと。なぜなら創作はその時の運、不運があって、思い通りにいかない…

冨長敦也のハートボイルド展 世界をつなぐ 未来の彫刻

ただいま、ときわミュージアム分館(宇部市・湖水ホール内) では「冨長敦也のハートボイルド展 世界をつなぐ 未来の彫刻」が開催されています。どうぞご覧ください。 第25回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)大賞受賞作家 冨長敦也さんの展覧会を開催し…

タケノコ

タケノコを掘るとき、地上に出たタケノコには価値がない。 常に半歩先。地上に出る寸前のタケノコがおいしい。 岩田弘三 高校サッカーの魅力は未完成の選手たち。伸びしろがあるというのか、 まだまだいくらでも努力次第で才能は大きく開花することができる…

百人百色

http://okamotoyoshiro.com/ 創作の極意とは人それぞれ違い、美術家が100人いれば100ほどあって、誰にでも通用するような万能なものはない。美術は観たり聞いたりしたことをそのまま創作しても意味がない。そこでもう行き止まりになってしまう。つまり決まっ…

鉛筆で刻む生命のキセキ

4月26日(日)午後2時より、ウッドワン美術館(広島)で開催されている「吉村芳生展 鉛筆で刻む生命のキセキ」の会場内にて、吉村さんのご子息・大星君によるギャラリートークが行われます。(予約不要、要入館券)どうぞお楽しみください。 ■吉村芳生展 鉛…

プレーヤー

プレーヤーって直訳すると「遊ぶ人」でしょう。 ゲームだって直訳は「遊び」です。 ところが日本語では「選手」「試合」です。 仕事も同じですが、日本では楽しむという意識が忘れられがちなんです。 平尾誠二 ゲームとは遊びと試合が紙一重になっていて、そ…

目的

美術家の目的というのは自分だけの物語を創っていくこと。有名になること、お金持ちになることはあくまでも結果である。しかもそれは生きている時の評価に過ぎない。美術家は作品が残る世界で、そこに魂が乗り移っていけるはずだ。だから時代が変わっても人…

カバー

ゴミ拾いも大事。ゴミが落ちているのは、捨てた人の心のミスかもしれないし、 間違って落としたのかもしれない。でも現実的にゴミが落ちていることは、 だれかが犯したミスを見つけてしまったわけだから、それをカバーするのが 見つけた人の責任。見て見ぬふ…

発見

どんな人でも関心があるものは遠くても見えてくるし、関心のないものは目に入っているけれど見えてなかったりする。それと同じように自分の未来に期待していると、目に入ってくるものから役立つヒントを発見できるようになる。ちょっとした意識の違いで、も…

身心一如

身心一如(しんじんいちにょ) ※仏教で肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるということ。 サッカーの場合はピッチとオフザピッチのことになるのかな? どちらも同じ気持ちでないといざって時に役立たないようね。 それぞれ…

混沌

美術というものはさまざまなものが同時に混沌と存在している。それぞれきちんと分けられているものではない。雑にいろいろものが同居しているのだ。そんな雑然とした中にいるから個性が面白くなっていく。他の創作によって自分の創作のイメージが膨らんでく…

希望や反戦 新曲に託す

中国新聞洗心欄にはスタジオジブリ制作映画『かぐや姫の物語』の主題歌を歌うなど音楽活動しながら子育てや僧侶もする二階堂和美さんの第6回目のエッセーが掲載されました。ご覧ください。

一句

たとえ恒沙の書を読むとも、一句を持するにしかず 良寛 ※例えどんなにたくさんの本を読んだとしても、一つの言葉を心にとどめ、 それを実践していくことには及ばない。 みんなのあたたかい頑張れという声に目覚めて努力していく。 若者にはわかりやすくて単…

長期戦

創作というものは短期戦ではなく長期的な挑戦!じっくりと美術に向き合う姿勢が求められる。自分に何ができるかなんて、創作するうちにわかってくるもの。すぐにバーンと答えの出る世界じゃない。頭で無理矢理ひねり出すのではなく、積み重ねた経験から徐々…

おかん

このたびの作品展に出品している山科さんと堀切さん。お二人とも40歳過ぎてから趣味で絵や陶芸を始めて、主婦の傍ら没頭できる時間に大喜び。それから30数年、いつも前向きに続けていくうちに、それぞれに豊かな個性な作品が生まれました。 そんなほんまもん…