2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

連鎖

少しでも興味を持ったことは、どんどん学んでみよう。知るというのは楽しいこと。新しい発見は未知の世界を明るく照らしてくれる。そして、知識が増えていくと、もっと知りたいと意欲が湧いてくる。好奇心も刺激されて、ワクワクすることが多くなる。こうや…

蒼い時

若い時はいつだって迷ってばかり。それはいろんなことに可能性があるからだ。こっちがいいかな?それともあっちかな?何に努力すれば良い結果に繋がっていくのか、ついつい思いを巡らせてしまうのだ。知識も経験も少ない時代。これくらい悩むのは当たり前。…

求めよ!

いくつになっても創作に使うことのできる才能は残されている。若々しい感性がなくても、パワフルな体力がなくても、まだまだ可能性は十分にあるんだ。それを上手く引き出して使えるようになること。これまで使ったことのない部分なんて幾らでもある。世の中…

輝く

ことわざの「瑠璃も玻璃も照らせば光る」。瑠璃と玻璃は異なるものだが、照らせばどちらも美しく輝く。そこですぐれたものに光りを当てると、多くのものに混じっていても、その中で美しく輝くという意味だ。美術作品もこれと同じ。作品に光が当てれば美しく…

目標

美術家になりたい人は自分が考えた通りの美術家になれるのだ。自分の中にあるセンスや知識、教養を最大限にめぐらせて、その人にとって最高の理想へ到達することができる。ただし、名誉や名声、収入は別なこと。これらは結果であって計算してできることでは…

chao!

世の中、年を取ってくると感動することが少なくなると言われている。たしかに年を重ねれば重ねるほど、いろんな知識や経験が増えてくるため、真新しいものと出会う機会は少なくなる。おそらくこれはこうなるだろうと、先回りして考えて驚かなくなるのだ。し…

ギャラリーという場所には美術に関わる人だけではなく、いろんな個性を持った面々が集まってくる。本当にそれぞれユニークなキャラクターばかり。そんな彼らが見聞きしたことを聴くのはとても楽しい。意外と知らない様々なストーリーが味わえる。自分自身の…

リバウンド

自分の好きな美術を仕事にする。そう考えることはとても正直なこと。ただし、どんなに好きなことであっても、ひとたびプロとして活動するのなら、芸術を目指すしても商業的に生きるにしても、評価される作品を創らなければならない。それがプロの世界に生き…

環境

先日、知人から「なんちゃって美術家」とはなんですか?と質問された。基本的になんちゃってとは、冗談まじりの発言だったり、あるいは本物の物真似することの言い回し。美術なら創作に自信のなかったり、周囲と同じように見せかけることだ。こういう人たち…

ビビッと

美術家になるのだと直感で決めたのなら思いっきりやってみよう!どれだけの才能があるかなんて、やってみなければわからない。まずはチャレンジあるのみ!今、目の前のことに必死に取り組んでみよう。きっと美術にひらめいたということは美術に一目惚れした…

若い力

若い時はちょっとやそっとでわかったつもりにならないこと。知識や経験がないからこそできる冒険もあるんだ。変に知識を得てしまうと大胆不敵な挑戦ができなくなる。知らないが故に新しいことが生まれてくるのだ。何ものにもとらわれないまま、自由な発想で…

根性

若い時、上京した際に在るギャラリーの方と仲良くなった。これはまったくの偶然。美術業界のことを学ぶために、あちらこちらと動き回っている中で、師匠と言える人と出会えた。今もお付き合いは続いている。とても尊敬できる人生の先輩。ただし、初めの頃の…

臨書

書道の世界には古来から臨書という、手本に可能な限り似せて書くことを良しとする文化がある。これは過去の達人たちが追求した書を手掛かりに、その時代にどのような言葉を選び、書として表現したのかを、実際に書いて肌で感じてみること。これによって多彩…

複眼

今現在、私の20代の頃に比べて美術大学やそれに類する学科のある大学が増えて、その数は雨後の竹の子のように増殖してしまった。おそらく約3倍くらい多くなっているはず。ちゃんと調べていないため、間違っているかもしれないが、大きくは外れていないだろう…

初心

「初心忘るべからず」』とは能で大成した世阿弥の言葉。一般的には学び始めた頃の謙虚で緊張した気持ちを失わないために使われる。しかし、世阿弥が言う初心とは最初の志に限られた訳ではない。人はやりたいことが少し上手くなったら、その道を極めたと思い…

再会

先週の大きな出来事をたったひと言で総括するとしたら「再会」という言葉になる。それも約20年前までにはいかないものの、それに近い本当にひさしぶりの出会いがあった。きっといつかまた会える。そう思っていても実際には機会が恵まれないもの。知らず知ら…

求道

自分にとって創作していくのに何が大切なことなのか?何が好きで何が嫌いであるのか。何がセーフで何がアウトになるのか。美術家になるためには常にこのことにこだわっていこう。この世の中は人や場所、習慣が変われば見方も変わってくる。個人個人、十人十…

実験である

「青春は何もかも実験である」という言葉がある。たしかにそのとおり!青春時代は誰もが可能性を探るために、いろいろなことへ果敢に挑戦している。自分には何が向いているのか?それを知るには実際に行動して確かめるしかない。まずはビビッとくる直感を羅…

必然

なんとくなく無意識に選んだのに、踏み出した一歩先にはしっかりとした道があった。何が正しい生き方なのか?深く悩むこともなく、目指すべき方向へ進んでいった。なぜあの時あんなに良い選択ができたのか?ふと振り返ってみてもよくわからないもの。どうし…

原点

誰でもみんなスタート地点では素人なのだ。その世界のことをほとんど知らないことばかり。その代わり、常識に捉われない自由な発想を持っている。これは何事にも勝るメリット。怖いものを知らないから、何にでもチャレンジしたくなる。きっと自分にはできる…

変わり者

美術家とは変わり者だと言われることは本当なのだろうか?たしかに常識にはない斬新な発想やユニークな感覚の持ち主たち。人と違う自分の持ち味を知っていて、それを伸ばして魅力的な世界を創る。一般人とは異なった個性を上手く活かし、エキセントリックに…

スタート地点

美術をやり始めた頃、技術力も表現力も目覚ましく進歩する。やる気のある初心者に訪れる右肩上がりのゴールデンタイムだ。しかしある程度の水準に達すると、成長はあまり感じられないものになる。たしかに一般の人よりは上手くなったものの、美術家としては…

処方箋

時々、「美術はよくわからくなくて苦手です」という方と出会うことがある。そのほとんどの場合は食わず嫌い。自分なりの個性や美的センスがあることに気が付いていないだけ。または学校の美術授業で発症してしまった軽度のアレルギー。本当に大したことはな…

発見

あなたにしかできないこと、自分にしかできないことを発見してみよう!実はできることに気が付かないまま、できることすらやってない人が多い。だからそれはそんなに難しく考えない方がいい。そもそも私と言う人間はこの世にたった1人しかいない。ただ単純に…

雑事はなし

人生に雑事はなし!目の前に起きるすべてのことに無駄なことはない。その人がこれから成長するために必要だから起きている。それも絶妙なタイミングで、偶然に起きたのではなく必然に起きてしまった。だから何か起きるたびに、どんな意味があるのかをじっく…

優先順位

自分は将来のある時点でどのような美術家になっていたいのか?近い未来像から遠い未来像まで、そうなるために何をしたらいいのか?これからやるべきことの優先順位を決めていこう。その場その場の思い付きでは一貫性がない。未来像がころころ変わるようでは…

べたべたしない

この世の中、私が若い頃に比べて在り方が変わったことはたくさんある。たった約30年の間に社会では様々なことが大きく変化していった。もちろん美術の世界も同じだ。グローバル化に伴って表現や手法だけではなく、それまでと取り巻く構造自体が違っている。…

回心

目から鱗が落ちると言うことわざがある。ちょっとしたきっかけで、今までわからなかったことが急に理解できるようになる例えだ。人は誰かに出会うことによって考え方や生き方が変わっていく。価値観やものの見方などが改められるのだ。その決定的なチャンス…

微笑む

いつまでも美術に関わって生きていきたい!とても素朴な願いであるとともに、そうなっていくと思うから頑張れる。もしかしたら実現できないかもしれない。夢で終わってしまうかもしれない。それでも夢を追い求めていく。なぜなら自分らしく生きていきたい。…

集う!

ことわざの「朱に交われば赤くなる」。人は関わる相手や環境によって、良くも悪くもなるという意味だ。前向きでやる気のある人たちに囲まれたら、大いに刺激されて上を目指すようになるだろう。反対にダラダラと過ごしような人たち一緒にいれば、創作意欲が…