老いては子に従え

いつの時代も世の中を明るくしてくれるのは若い力だ。なんてたって新しい発想は進歩の原動力になる。この世のものごとは、常に変化しとどまるところがない。そんな流れに若い連中はちゃんと合わせて、上手くやっていけるけど、年寄りを取ってくれば、そうは問屋が卸してくれない。固定観念にとらわれて身動きが取れなくなることが多い。

だからって、若者に嫉妬して技量の足らない部分ばかりにわざわざ注目し、未熟な面に難癖をつけて批判してはいけない。こうしたことは責任転嫁の典型的な言い訳である。そう考えるようになったのなら、もうそれは老害以外の何ものでもない。新しいことを前向きに受け止める習慣を作る。少しでも理解できることを大切にして学べいいのだ。

昨日の午後、7月に行うTシャツ展をより良くしようと、建設的なアイディアを伝えるために、シンパの創作家がやって来た。彼らは良い意味で遠慮がなく、改善点をストレートに語って、なるほどそれはいいと納得させられた。本当に有難い提案ばかり。そして、この他いろんなことを語り合って楽しかった。やはり老いては子に従え。心の風通しを良くしていよう。