2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

原点

美術家・山根秀信さんが原画を描いた「シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫」。この本の物語は実際にあったお話。19世紀後半、フランスの小さな村で、毎日、郵便配達していたシュヴァルは、理想の建築などを空想しながら歩きながら仕事をしていました。し…

個性

押さえても押さえても、押さえきれない自己という厄介な代物と本気で格闘し、 それを制御し得たとき、そこから爆発的に飛び出してくるもの、それが人の 個性である。矛盾と葛藤の中からのみ、個性は生まれてくる 吉田武 昨日、お昼を食べながら高校野球を短…

心の中のお友達を描いてみよう!

昨日、山口市小郡地域交流センターでは、小学生向けのワークショップ「春休み地域子ども広場 心の中のお友達を描いてみよう!」が行われました。講師は昨年夏に、ときわミュージアムのワークショップで指導した佐藤文恵さん。参加した地域の小学生たちは、「…

挑戦

20代は勢いのある時だ!どこからともなくエネルギーは湧いてくる。結果を恐れずに情熱を燃やしていける。知らないことが多くて、なんでも関心を持って面白がる。日々が刺激的で楽しく感じられる。この気持ちは年を重ねるごとに弱まっていく。体力が衰えてく…

第一歩

本日まで宇部井筒屋4階画廊では、防府市在住の美術家・吉田朱里さんの個展「カオ to カオ」が開催されていました。この世代の美術家にとって、まだまだ海のものとも、山のものともつかないというのは褒め言葉。どんな将来が待っているのかはわからないけど、…

尊敬

いつも面白い発想を持っている人。創作する姿勢が素晴らしい人。素敵な考え方のままでいる人・・・などなど、素直に尊敬できる人に会えた日は楽しいものだ。それは歴史に名を残すような偉人でなくてもいい。自分にない小さな個性を尊重していく。ちょっとした長…

遅効

「すこし愛して、ながーく愛して」とは、私が若い頃に流行ったサントリーレッドのCMコピー。大女優・大原麗子さんが出演して、ロングセラーになった名作だ。美術も観た瞬間はそれほど大きな感動はない世界。時間が経って後からじんわりくるもの。スポーツや…

学び

学べば学ぶほど、 自分がどれだけ無知であるかを思い知らされる。 自分の無知に気付けば気付くほど、よりいっそう学びたくなる。 アルベルト・アインシュタイン 成長期のスポーツ選手にとって大切なのは、他人から学び取る技術を 如何に身に付けるかにある。…

ボタンの掛け違い

「ボタンの掛け違い」なんていうけど、ボタンを正しくない穴に入れてしまうと食い違いが発生する。初期段階での対処の方法を誤り、そのことが原因で後から不都合が生じることだ。これは美術でも同じように思える。創作がうまくいかない原因は、そのほとんど…

見込み

社会に出てから美術の面白さに気が付いた人。自分らしさをわかりやすく伝えるには、言葉や文章より美術表現の方がしっくりとくる人。ただ、今まで挑戦したことのない新しい世界。知識も技術も不十分。それでも美術へ挑戦したい気持ちが持てるのなら見込みが…

フシギナカラダ Vol.2

本日、ギャラリーには美術家・松田淳君が来店。親交のある山根秀信さんの作品をじっくりと鑑賞した後、来月29日より華泉酒造併設酒蔵ギャラリー輿兵衛(島根県・津和野町)で行う「松田淳彫刻展 フシギナカラダ Vol.2」のお知らせをいただきました。どうかご…

シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫

本日から山口市在住の画家・山根秀信さんの「風景 山根秀信 個展」が始まりました。この作品展では福音館書店より13年前に山根さんが原画を描いた「シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫」が月刊たくさんのふしぎ傑作集と再版された本も販売しています。1…

躍動感

自分自身をいろいろな条件にぶっつけることによって、 はじめて自分全体の中に燃えあがり、広がるものが感性だよ 岡本太郎 若い時は勢いよくノビノビと活動できる。明るく、前向きに頑張っていける。 小さなことでクヨクヨする日もあるだろうが、当たって砕…

カオ to カオ

ただいま宇部井筒屋4階画廊では、防府市在住の美術家・吉田朱里さんの個展「カオ to カオ」が開催中!吉田さんは山口芸術短期大学卒業後、絵画、立体、デザインなど、多岐にわたって創作活動を展開。昨年は第79回自由美術展で「かんがえるコト」が新人賞受賞…

指ノ 先ノ キセキ 時巡り ノ 物語

ただいま山口井筒屋5階美術ギャラリー では「指ノ 先ノ キセキ - 時巡り ノ 物語 - 」が開催中!会期は3月29日(火)まで。どうぞ皆様お楽しみください。※画像は出展者の、ゆうき彗真さん(切り絵)、アオヤマヤスコさん(消しゴム版画)、亀井千尋さん、亀…

分かち合う

幸せとは分かち合うもの。ラッキーなことがあったら、みんなで楽しむことが大切だ。自分1人だけで喜んでいる幸せなら大したことはない。運の弱い者と比較して思い上がっているだけ。劣等感の裏返し。人生は自力でやれることには限界があって、知らない内に多…

熱き心

先日、親しい美術関係ではない40代の知り合いから「中野さんは50代なんだから人に頼りにされる年齢。もっと勉強してくださいよ!」と言われてしまった。この指摘は私の不得意としている分野の学びが足らなかったことが原因である。自分が得意なこと、好きな…

その先

一年の計は穀を樹(う)うるに如くはなし、十年の計は木を樹うるに如くはなし、 終身の計は人を樹うるに如くはなし 中国古典「管子」 ※1年先を楽しみたいなら花を育てなさい。10年先を楽しみたいなら樹木を育てなさい。 その先を楽しみたいなら人を育てなさ…

ホスピタルアート

昨日の午後、山口大学医学部附属病院(宇部市)のエレベーターホール付近で、山口市生まれの美術家・末永史尚君が監修したホスピタルアートの除幕式がありました。この作品は病院の患者さんをはじめ、そのご家族や病院スタッフの皆さんとワークショップをし…

風景

3月26日(土)より、山口市在住の画家・山根秀信さんの「風景 山根秀信 個展」を開催いたします。この作品展では13年前に山根さんが原画を描いた「シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫」(月刊たくさんのふしぎ2月号:福音館書店)の再版された本も販売し…

持ち味

人にはそれぞれ持ち味がある。その人らしい素敵な特徴がある。それに気が付き活用すると個性的になっていく。ありのままの感性を上手く使いこなすことによって豊かな表現はできるのだ。だから自分をよく見せようとして背伸びすることはない。例え欠点でも素…

想い

何かを望むなら、その事柄を寝ても覚めても、ひたすら想い続けよ そうすれば、たとえ、よこしまな思いでも叶えられる 道元 いつも感心するほど、サッカー部の動向を気にしている。 もちろん、一番には勝利することを心の底から願うが、 それ以外のいろんなこ…

講演会「宮本常一と写真」

4月16日(土)午後2時より、周防大島町久賀の八幡生涯学習のむらで、写真家・石川直樹氏を講師にお招きして、 「宮本常一と写真」と題して講演会が開催されます。石川氏は1977年東京生まれ。第30回土門拳賞を受賞するなど評価され、あらゆる場所を旅をしなが…

感謝

あっという間の10日間。終わってみたら早いもの。赤れんがで行われた岡本君の作品展の関連展示として、彼と同じ美術大学で学び、卒業後も創作活動しているムサビOBによるグループ展は、大入り盛況のまま幕を閉じることができました。ありがとうございます。…

ご縁の力

本日の中国新聞洗心欄に山大美術研究室出身でジブリ映画「かぐや姫の物語」の主題歌を歌うなど音楽活動しながら僧侶と子育てに奮闘する二階堂和美さんの第46回目のエッセーが掲載されました。どうぞご覧ください!

カオ to カオ

3月23日(水)より美術家・吉田朱里さんの個展「カオ to カオ」が宇部井筒屋で開催されます。吉田さんは防府市生まれ。山口芸術短期大学卒業後、絵画、立体、デザインなど、幅広い分野で創作活動を展開中。昨年、第79回自由美術展で「かんがえるコト」が新人…

カリスマ

「カリスマ」とは、一般大衆を魅了するような資質や技能を持った人気者をいう俗語。その道の第一人者であれば、カリスマ〇〇と呼ばれている。だからいろんな分野にカリスマと言われる人がいるが、本来は神が取り憑いたように、自分の思うままにやれる人を言…

ねこの腹の中 ワンダーランド展千秋楽

3月9日に始まり、大好評の博している「赤れんがに手づくり遊園地出現!? 岡本よしろうのねこの腹の中 ワンダーランド展」。いよいよ明日3月21日(月・祝)が千秋楽!どうぞまだの方はぜひご覧ください。※画像は昨日写しました岡本君と尾崎眞吾さんと受付嬢。…

創作する人には実現してみたい夢がある。どうやったら夢が実現できるのだろうか?こつこつと美しいひらめきがあることを信じて創作していく。こうしたいという願望があるからこそ、前へ進むエネルギーが生まれてくるのだ。そして、そんな夢が明るくて、しか…

熱狂

ただいま開催中の「赤れんがに手づくり遊園地出現!? 岡本よしろうのねこの腹の中 ワンダーランド展」。本日はイラストレーター・尾崎眞吾さんも来場!岡本ご夫妻と楽しいひと時を過ごされました。なお、会期は残り2日間、明後日3月21日(月・祝)まで。まだ…