2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

荒野の用心棒

ライフルと拳銃とじゃ、拳銃に勝ち目はねェって言ってたそうじゃないか。 ためしてみようぜ。 ジョー(荒野の用心棒) マカロニウェスタンの名作「荒野の用心棒」は黒澤明監督の「用心棒」を リメイクした作品。無法者の横行する1872年のニュー・メキシコに…

徹底

「徹底」という言葉を辞書で引くと、充分に行き渡ること、よく行き届くこと、 とことんまでやることとあるが、わたしは若い頃、「川底のゾウの足だ」 と教わった。川を渡る時。体重の重いゾウの足は川底を踏みながら、 さらに底の泥砂を踏み抜いて、底の底…

鋭い感受性

わずか二年半たらずのパリーでの生活が私に与えたのは、 日本という国はよほど変わった国だということでした。 そして我々日本人がもつ自然へ対しての鋭い感受性というものが、 世界美術の上に輝いていることを私はパリーへ来て はっきりと知ることができ、…

感動から始まる

人間の進歩は、インスピレーション、感動から始まる 安岡正篤 1月7日に開幕した4年に1度のアジア王者を決める第15回アジア杯2011。 予選グループをヨルダン、シリア、サウジアラビアと戦い、決勝トーナメントの 準々決勝・カタール戦は退場者を出しなが…

器を見る眼

一升の器にせいぜい五、六合の水しか入られない者は、多少は目立ち一定の 成績を残すことも可能だが、内容の充実に欠けるので長い間、安定して働け ずに終る。その先に指導者としてまず使いものにはならないものだ。 しかし二合の器の選手の方は、自分の器…

手がかり

停電のときでも身の回りのほとんどの物に手を届けることができるように、 からだは物に身を持たせかけている。からだは、物の場所にまでいつも 出かけていっている。物との関係が切断されれば、身体は宙に浮いてしまう。 新しい空間で高齢者が転びやすいの…

イタリア

どんな結婚も最初は美しくエレガントに見えるが、うまく行くかはわからない。 困難は後からやってくる。みんなの協力と援助が必要だ。 オシム 上記の言葉は、2006年7月にオシム監督が日本代表監督に就任した時に 語ったものです。たしかに結婚直後は幸せの…

価値の創出

美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を 10本贈ったら、君は15本贈るかい? そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。 その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。 スティーブ・ジョブ…

幸運は招くのですよ

運は運だが、真剣にやったればこその運。 真剣にやれば幸運は招くのですよ。 川上哲治 勝負師とは勝負に勝つためにもっとも高い確率を瞬時に判断できる人。 決して思い付きや一か八かのわけもわからずに勝負する人ではない。 このたびのアジア杯でのザッケ…

もういっぺん

人は何度やりそこなっても、 「もういっぺん」の勇気を失わなければ、 かならずものになる。 松下幸之助 1998年11月15日、高校サッカー選手権県大会決勝は母校と岩国高が対戦。 ゲームは地力に勝る母校が4-1と大きくリードして後半ロスタイムへ。 この時…

人生を味わう

人生を味わうことと、人生を享楽することを似てもって大いに非なるものだ。 前者は努力の果てに人生の意味を知ることであり、後者は単なる生命の 消費にすぎないと思う。 苦労や努力が喜びや楽しみや、また誇りにつながっていくという実感―― すなわち「体験…

根を養えば、木は自ずから育つ 鍵山秀三郎(イエローハット創業者) 6年前の初夏、ギャラリーに友だちとやってきて知り合った当時・高校3年生だった Sさんは、ほとんど美術のことを知らないくせに「美大進学志望」だと言いました。 おいおい↴↴(*>_<*)/ …

大寒盛り

大寒にして後、裘(きゅう)を求む 【意味】 事が起こってしまってからあわてても間に合わないたとえで、 寒さが厳しくなってから皮衣を探し求めること。※「裘」毛皮で作った衣服。皮衣 昨年のクリスマス頃から山口市は強い寒気のために例年の気温に比べて …

プロの道は独創

時代は変わっても、人間を磨くのは目的に挑戦する苦労だ ということは変わりません。いまの人も苦労はしてるが、 それは物欲を満たす苦労で、自分独特、独創の苦労ではない。 どんな世界でも同じだと思う。 プロとアマの違いはアマは真似でも通用するが、プ…

ハンサム

ぼやぼやしてちゃいけないよ。 人がつくった衛星が宇宙を飛んでる時代に、 縁起がどうのこうの、日の良し悪しや占いが迷信がなんて、 みんな自分自身に、消極的な暗示をかけているんですよ。 中村天風 このたびのアジア杯で戦うサッカー日本代表は本当に強…

虎の渡り鳥

巨人も好きだし、阪神も好き。なにより好きな野球ができる。 小林繁 32年ぶりにグラブを持った渡り鳥が虎へやってくる。 ちなみに昔の名前はシゲルだったが今度はヒロユキだ。 どちらもプロとしての自信と誇りの熱き心に火をつけて、 虎ファンが夢ん中で…

不屈

自分の運命に日本があった。 なぜだか分からないが、ずっと日本が遠い国だとは思わなかった。 ザッケローニ監督 今夜はアジア杯・準々決勝のカタール戦がありますね。 ザック監督になってから選手たちはハングリー精神を前面に押し出し、 どんな時も不屈な…

アンテナ

安いか高いかなんて心配しなくてもいい。 良質かどうかだけを考えればいいんだ。 もしそれが十分に良いものなら、 人々はその見返りをきちんと払ってくれる。 ウォルト・ディズニー 2001年3月、N先生作品展の二次会で親しくなったK先生曰く、学生たちを知…

志と野心

志は野心とは違います。 志は世のため、人のためという思いであり、野心は私利私欲です。 野心でなした事柄は一代ではかなく消えてしまいますが、 志は必ずそれを受け継いでくれる同志が現れます。 北尾吉孝(実業家) 個人の願望は野心。 チームの願望は志…

創だ!モノもの5人展

本日より洗練されたクラフト作品展を開催いたします。 ■創だ!モノもの5人展■ 会期 2011年1月20日(木)~30日(日) 時間 11:00~19:00(1月26日定休日) 会場 ギャラリーナカノ 山口市中央1-5-14 参加作家 広川隆(山口市・陶芸)、あとりえ草…

一筋に咲くのだ

花は一瞬にして咲くのではない。 大地から芽から出て葉をつくり、葉を繁らせ、成長して、 つぼみをつくり花を咲かせ、実をつくっていく。 花は一瞬にして咲くのではない。 花は一筋に咲くのだ。 坂村真民(仏教詩人) 山口県の高校サッカーは2月に行われる…

若き天才

大人の学は道の為なり、小人の学は利の為なり 楊雄(儒者) 今から20数年前、若き天才として脚光を浴びた武豊騎手と羽生善治名人。 それぞれの世界で幾多の名勝負を演じ、今も多くのファンを魅了しています。 そして、現代の若き天才と言えば、石川遼選手…

同じように

「手応え」とか「真剣さ」は、仕事にだけでなく、遊びにも同じように要求される。 それを欠いた遊びは退屈である。 だから、仕事と遊びは内容的に区別されるものではなく、 時間的にたがいに分離されるべきものでない。 鷲田清一(大阪大学学長) センター…

本気

本気になると 世界が変わってくる 自分が変わってくる 変わってこなかったら まだ本気になってない証拠だ 本気な恋 本気な仕事 ああ 人間一度 こいつをつかまんことには 坂村真民(「本気」より) 高校生は井の中の蛙が大海へ出る時期だと思います。 だから…

積み重ね

一球一球の積み重ね 一打一打の積み重ね 一歩一歩の積み重ね 一念一念の積み重ね 積み重ねの上に咲く花 積み重ねの果てに熟する実 それは美しく尊く 真の光を放つ 坂村真民(仏教詩人) 高校野球は積み重ねのスポーツ!一つ一つを大切にして、一つ一つを意…

なぜ

「リンゴが木から落ちた」と言う人間は大勢いても、 「なぜ?」、と考えたのは、ニュートンただ一人だった。 バーナード・バルーク(アメリカの投資家) 昨夜はサッカー日本代表のアジア杯のシリア戦をテレビ観戦し、試合終了後、 「なぜ?」、南アフリカW…

報いられる

もし、目の前に突然、天使が現れて 「トラ(教典)」のすべての教えを 瞬時に身につけさせようと言っても、私は断ろう。 人にとって学ぶ過程こそ、結果よりも重要だからだ。 人は努力を通じてのみ、報いられる。 ユダヤのことわざ この教えを読んだ時にすぐ…

防府歴史名所百景③佐波川土手桜並木

いつも何かを模索し、何かを求め、手をさしのべて おかないと運は降りてこない。 伊集院静 画像は檜垣君が創作した今はなくなった桜並木の作品。 偶然、昔の写真を見て、その場所へ行き、変わり果てた 風景の中に立って、頭の中へ描いた美しい版画作品。 想…

本質

言うならば、南アフリカ大会の勝利者は、スペインではなくメディア、 札束の勝利だったということだろうか。醜いが、それが事実だ。 現在、メディアは、サッカーを支配しようと、彼ら自身の王国を 建設している。彼らはサッカーを支配している。 メディアが…

渇者不思火、寒者不求水

渇者不思火、寒者不求水 韋応物(中国の詩人) ※渇者(かっしゃ)は火を思わず、寒者(かんじゃ)は水を求めず のどが渇いている者は水を求め、暖をとるための火を求めない。 また、逆に寒さに凍えている者は、水を欲せずに体を暖める火を求める。 人は置かれて…