2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

体験していく

「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」という名言がある。この言葉は単純明快でいい。今の世の中、その時に必要とする情報を調べて得られるため、いつの間にやら、それなりに能力があると思い込みやすい。例えものごとの表面的なこと…

しなやかに

「年齢の傲慢さは許しがたい。若い人に教えを乞うべき」という名言がある。たしかに年齢を重ねてくると経験値が高くなっていくため、いろんなことをなんでも知っていると思い込みやすい。なぜなら、長い年月に世の中の様々なことを体験し、いやがうえにもい…

追い込む

実業家 本田宗一郎氏が語った「チャレンジしての失敗を恐れるな。何もしないことを恐れろ。失敗が人間を成長させると私考えている。失敗のない人なんて本当に気の毒に思う。困れ!困らなきゃ何もできない。自分の力の足りなさを自覚し、知恵や力を貸してくれ…

満足

「現在もっているものに満足しない者は、もちたいと思っているものを手に入れたとしても、同様に満足しないであろう」という名言がある。言われてみればその通り。ついつい自分では手に入らないもの、いわゆる、ないものねだりにはなりやすく、自分自身が恵…

二十歳

作家 伊集院静氏の著書の中に「二十歳の空はどこにでも飛んでいける。信じるものにむかって飛び出そう。空は快晴だけじゃない。こころまで濡らす雨の日も、うつむき歩く風の日も、雪の日だってある。実はそのつらく苦しい日々が君を強くするんだ。苦境から逃…

関心をはらう

発明王 エジソンが語った言葉に「今取り組んでいることに関心を持ち、全力を傾けてそのことだけを考える。時計を気にせず、ひたすら続け、休みたくなったら必要なだけ休む。休んだあとは、また同じ集中力で作業に取り組む。熱心に働くことの価値と満足感を知…

美術愛

美術家になろうと思っているのなら、まずは美術へ熱中していくこと。真剣になって美術に取り組めば、自然と感性のアンテナが鋭くなって、俄然発見できる力が上がっていく。そして、独自の視点で見つめられるようになって、さまざまな角度から楽しむことがで…

パッション

「成功するか否かは、その人の『能力』よりも『情熱』による。ためすべき仕事に身も心も捧げる人間が勝利者となるのだ」という格言がある。なるほど、たしかに言われてみれば、人は誰しも何らかの才能を持っている。その存在に気づいて伸ばすために取り組む…

限界の限界はない

「自分自身を越える行為が、生の最高の行為である。それが生の原点であり創生である。炎こそこうした行為である」という格言がある。誰でも自分の能力はこんなものだと限界を決めつけたら、それ以上の努力はやろうとはしないもの。しかし、何かの拍子にこれ…

言葉遊び

昭和歌謡史に名を遺した作詞家 阿久悠氏の著書に「ユーモアと笑いとお笑いは、薬とナイフとトンカチほど違っているものなのだ」という一節がある。 いわゆる「ユーモア」とは、人の心を和ませるジョークやセンスのある言葉で笑いを誘う洒落のこと。それを聴…

疑問を持つ

「問いを持った部族は生き残ったが、答えを持った部族は滅びた」ということわざがある。この言葉はいつでも自分の行動を厳しく見つめて、何か疑問点はなかったか、おかしなことはなかったかなど、自分に甘えや妥協がなかった確認するものと、これまではこの…

ええころ

「ええころ」とは、ポピュラーな山口弁として知られている。その意味は「いい加減な」で、本来の頃合いはちょうど良いさじ加減のこと。ほどよく適切なバランスが保たれた状態を言い、相手を尊んた時に使う好意的な言葉だった。しかし、いつの間にやら「いい…

細切れの時間

松陰先生の言葉に「一日一字を記さば、一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う」がある。これは何かしたいのであれば、目標の実現に繋がる行動を積み重ねること。例え日々の努力が小さなものであっても、長い年月を繰り返し…

有頂天

有頂天という言葉がある。その語源は仏教で、世界の最も上に位置する天のこと。精神世界のもっとも高い位を表す境地を指す。しかし、この境地に達することは迷いだとされる。なぜなら、万人共生で繋がっている大地を離れて、自分ひとりが高きに昇ることを善…

神の子、不思議な子

プロ野球の名将 野村克也氏の有名な語録に「マー君、神の子、不思議な子」がある。これは田中将大投手(現ヤンキース)がルーキーだった2007年に、4回で5失点と崩れながらも勝利投手になった神懸かり的な力を形容したもの。ちなみにこの言葉には続きがあって…

イマジネーション

ギャグ漫画の巨匠 赤塚不二夫氏の言葉に「ひとつの漫画をつくるって、イマジネーションをムチャクチャ消費する」がある。 これはなんて正直な言葉だ。なにしろ読者の数は全国にごまんといる。そんな人たちに期待されて、鮮度の高いギャグで喜ばすには、ネタ…

高山に登らざれば

「高山に登らざれば、天の高きを知らざるなり」という格言がある。この言葉は、実際に高い山に登ってみなければ、天の高さを知ることはできないように、自分自身がそれ相当の実力に達しなければ、先人たちの偉大な功績を理解することはできない。だから何ご…

絶対量

「学習とは、何が面白いかに気づくことであり、楽しいと思えることが才能」というノーベル物理学賞受賞者の名言がある。この言葉はさまざまなことを学んでいけば、いろんな考え方や解釈がわかってくるので、思考の幅が広がって豊かさを味わえるようになる。…

宝もの

「人はどうしても楽な道を求め、同じようなところを歩いていく。そんな人の歩いた形跡ののあるところには、宝(化石)は落ちていない」という古生物学者の名言がある。たしかに、人は同じゴールを目指すのなら、ついつい最短コースを選びやすい。如何に効率…

味わう

「人生は書物のようなものだ。愚かな人は雑な読み方しかしないが、賢い人たちは丹念な読み方をする」という名言がある。この言葉に触れて日常を振り返ってみた時に、私自身は大丈夫なのかと考えさせられる。なぜなら美術作品について語り合うと、この作品は…

アベレージ

ノーベル賞受賞者 山中伸弥先生の語録に「野球の打率は3割もあれば大打者ですが、研究は1割でも大成功です。ぼくの研究室を希望する学生には、『実験を繰り返しても、9割は上手くゆかないことにたえられますか』と問うています」がある。 おおー、さすが!と…

実践あるのみ

「その場所でしか得られない物の見方や考え方があって、それらはすべてかけがいのない気づきなんです」という探検家の名言がある。なんだかんだ言っても地球は広くて大きいもの。さまざまな風土や民族、文化などについて机の上でいくら学んでも、一度でも実…

愚直さ

「事を成し遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない」という勝海舟の言葉がある。これは何かを目標を立てて成し遂げようとする時、利口過ぎる人はあれこれと考えて末に「きっとこうなるはずだ」と、勝手に結果を決めつけて諦めやすい。だ…

トレーニング

脳科学者 茂木健一郎氏の言葉に「脳も筋肉と似ていて、確実に出来ることをやっているだけでは成長しません。出来るかどうかわからない、ギリギリのところを成功させて、はじめて脳内の回路は強化されます」がある。 たしかに当たり前にできることばかりやっ…

学習

論語にある「学びて時に習う、またよろこばしや」。この言葉は、先人より伝承されてきた知識を学校で先生から習うだけでは道半ば。実際に学んだことを行っていくうちに、これらの知識が自分のものとして体得されていく。そうやって実践することで、はじめて…

自由

「ほとんどの人間は実のところ自由など求めていない。なぜなら自由には責任が伴うからである。みんな責任を負うことを恐れているのだ」という名言がある。私はこの言葉を見つけた時に、「自由」を「美術家」に代えてみたら、とても腑に落ちる言葉になると思…

簡潔さ

「簡潔さとは才能の別名である」という格言がある。たしか良い美術作品は、そのコンセプトが良ければ良いほど、余計なことを表現に付け加えたりしない。パッと見てシンプルで、しかも観る側に自由に想像できる余白もある。反対にコンセプトがしっかりしてい…

ハングリー

日本プロ野球に大きな足跡を残した王貞治氏。その語録に「下手なら人の倍、練習するのは当然でしょう。それを特別なことのように言うのは、美しき誤解ですよ。一流になりたければ、まずおそれを知ること。不安や恐れと闘って勝つためには、必死で練習するし…

観見の二つあり

宮本武蔵の五輪の書に出てくる一説に「目のつけやうは、大きに広く付くる目也。観見の二つあり、観の目つよく、見の目よわく、遠き所を近く見、近き所を遠く見ること、兵法の専なり」がある。この言葉は、戦いの時の目の配り方は大きく広く配ること。簡単に…

やってみなはれ

「鳥も羽ばたいてこそ飛べる」ということわざがある。この言葉は目的を達成しようと思うのなら、それなりに時間をかけて、手順を踏まなければならない。いくら急いでやろうとして、にわかな能力ではすぐに頓挫するだろう。基本的なことからこつこつと努力し…