2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ひろまり

6月11日(土)、12日(日)の2日間、山口市菜香亭市民ギャラリーでは臼杵万理実さん親子が主宰している「ひろまり絵画教室展 創造性豊かな山口の子どもたち」が開催されます。入場無料。どうぞ子供たちが自由な発想で作った世界をご覧ください。 【ご挨拶】…

問う

自分の美術とは何だろうか?その答えを常に求める人は、課題が次から次にへ出てくるから、自然に創作活動は続いていく。ひとつのことがわかってくると、次に知りたくなる好奇心が生まれて、どんどん美術の世界へ入り込んでいく。何かを見つけるたびに喜び、…

若い時は遠い未来のことをあれこれ考えるより、今信じている世界に夢中になった方がいい!この楽しい時間がいつまで続くのだろうなんて余計なことは考えない。わざわざ必要以上の悩みを探して、熱く燃えている若き血を冷ますなんてもったいない。心配しなく…

友情

友情は瞬間が咲かせる花であり、そして、時間が実らせる果実である。 コッツェブー 出会った時に気が合う人ならすぐに友達として仲良くなれる。 しかし、本物の友情を実らせていくには縁を大切にしていき、 お互いの個性が尊重できるように長い時間をかけて…

想像以上

誰でも自分が思った通りに生きていきたいけど、そうやすやすと望み通りにいかないものだ。しかし、希望した通りの現実とは、実は想定できる範囲の小さな喜びのこと。決して思いも寄らない意外な結果ではない。人は思った通りに生きづらい代わりに、考えもし…

波長

人は誰でもいつの間にやら波長の合う人と仲良くなる。無理に選り好みをしなくても、自然に出会い関わり合う中で、自分と意気投合できる仲間が集まってくるのだ。だから創作は思いっきり自分らしいエネルギーを発したらいい!きっと自分に必要な人たちと出会…

本気さ!

今の世の中、本当は個人的に全く興味がないことでも、好感度の高いと言われるものなら、自分もそれに乗って謳歌したい人が増えているように思う。その昔から世間様に弱い群れたがり屋さんはいたけれど、まだそれでも自分の守備範囲を知っていて、例え流行っ…

打ち込む

美術家とは持って生まれた特別な能力のある人たちのことを言うのではない。その時代や環境、人間関係などの様々な要素が重なり合って、偶然の働きによって新しい創造に出会えた人を言うのだ。ただしこれは単なるラッキーで生まれた才能ではない。美術に興味…

あるもの

「ないものねだり」とは、自分にないものを無理矢理に欲しがること。人はつい自分にないものが魅力的に見えて、どうしても手に入れたいという願望が生まれやすい。持っていないコンプレックスを拭おうとする心理が働くからだ。何かに憧れることは素晴らしい…

お金があると幸せだと思われがちなのは、今の社会はお金があると便利で快適なことが多いからだ。それは必ずしも間違いだとは言えないが、やはり幸せと感じるのは心であって、素晴らしいと感じる精神の位置付けで決まるもの。現代は次から次に新しいものが溢…

青春

六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、驚きへの憧憬、夜空に輝く 星座の煌きにも似た事象や思想に対する敬愛、何かに挑戦する心、 子供のような探究心、人生の喜びとそれに対する興味を変わらず 胸に抱くことができる。 サミュエル・ウルマン 今年も選手…

" image "

6月23日(木)より当ギャラリーでは山口市在住の美術家・寺田幸子さんよる初めての個展「テラダサチコ個展 " image " 」を開催いたします。なお、この個展には友情出展として交友のある美術家・河野如華さんと陶芸家・大和佳太君も参加します。ぜひお越しい…

デッサン

デッサンというものは何本の線が重なり合って、モチーフの形がしなやかに表現されていく。いくつもの線を描いては全体のバランスを確認して、ゆがんでいる輪郭や光と影の明暗を少しずつ修正していきながら立体的に出来上がっていくものだ。単純に思えて複雑…

直観力

新しい創造へ辿り着く過程では、先入観や偏見が邪魔になりやすい。自分の見方や考え方にばかり固執すると、自由に発想ができなくなって感性は停滞してしまう。イマジネーションを働かせるには、過去の実践経験にとらわれないこと。その時にひらめいたイメー…

アートチャリティ

本日、イラストレーター・シンボロン君が自らも参加する「ABC+プラス展 平成28年 熊本・大分地震 復興支援アートチャリティinやまぐち」のフライヤーを持って来てくれました。このチャリティーは6月3日(金)より3日間、場所はART BOX CAN(宇部市)で開催さ…

自分

先日、子供の頃から絵を描くことが好きなのに、単純に好きだと言えない20代の若者と話しをする。なんとももどかしいというのか、めんどくさい心模様の持ち主。誰でも美術が好きなことは自由であって、心の奥底で秘めて頑張ったらいい。そんなことを思いなが…

個性

美術においての自分らしさとは個性があること。モチーフは同じでも違う創作になる独自の感性をいう。その人の創作への羅針盤になるもので、未知へ進んで行くために必要なもの。自らの可能性を広げていくために、研ぎ澄まされた感覚の呼称だと思う。決して、…

再構築

美術でいう再構築とは、既存にある作品に異なる手法や素材、発想などを加えることで、それまでのイメージを破壊しつつ、新しい魅力を創出することだと思う。既成概念や伝統的な表現に新たな遺伝子を組み込むことで、今の時代にマッチする感覚を生み出し、多…

武者震い

一念発起は誰でもする。努力までならみんなする。 そこから一歩抜き出るためには、努力の上に辛抱という棒を立てろ。 この棒に花が咲く。 桂小金治 今年も総体予選が近づいてきました。これまでの目に焼き付いた戦いの 歴史を思い出しながら、母校への熱い気…

広い視野

論語にある「小利を見れば則ち大事成らず」とは、目先の小さな利益にこだわっていては、大きな仕事を成し遂げることができないという意味だ。これは美術にも通じること。美術はいろんな世界に触れながら一歩一歩の積み重ねていく。多様な文化が混在する中で…

研ぐ

目の前にある小さな感動。身近で親しいものからもらうエネルギー。つい見逃してしまいそうな微々たるパワー。だけど、そこから響くものを感じるのなら素晴らしい。間違いなく豊かな気持ちの持ち主だ。これまでの既成概念を捨てて、新しい目で見つめるから発…

再会

別れの痛みは、再会の喜びに比べれば何でもない チャールズ・ディケンズ 卒業していった選手が、その後も頑張っている姿を知ると心が熱くなる。 今も変わらずサッカーに取り組んでいることは素晴らしい! こんなOBがいるからこそ応援人生は楽しくなる。 そし…

美術談議

創作は上手く出来上がって、「よしこれで大丈夫だ!」と感じた瞬間に落とし穴が待っている。喜びのあまり創作過程を振り返らず、これからも同じようにできるはずだと過信したら、偶然の域を超えられないものなるからだ。しっかりと自分の創作と向き合い、今…

鍛える

昨日はリレートークのような1日。次々にお越しになった方々と、今考えていることについて語り合った。その内容は美術以外もあってバラエティに富んでオーダーメイドの大連発。それぞれの話しの本質から脱線しないように心掛けながら談議する。どうしても個性…

乗せる

若者の成長はとても早い。微々たることでも高いモチベーションで果敢に挑戦するから可能性が広がっていく。ちょっとしたきっかけでメキメキと音を立てて伸びていくのだ。また、若者は怖いもの知らずだ。それ故に直感を信じて進んでいけば、なんとなるだろう…

KIMONO ときめき市

5月14日(土)と15日(日)に山口市菜香亭では「第2回 KIMONO ときめき市」が開催されます。これは着物を楽しむイベントで、ワークショップなど様々な企画があります。どうぞご興味がございましたらお楽しみください。※画像はこのたびもときめき市に参加し、…

ひらめき

創作は思い立ったが吉日!ひらめいたイメージが旬なうちに着手していく。なぜなら時間と共に美術の常識に誘惑されて弱気になるからだ。イマジネーションがどんなに斬新であっても、実際にそれを表現することは容易なことではない。創意工夫には長い時間が必…

報恩謝徳

本日、尾崎眞吾さんご夫妻のお店・ショワーズ(長門市西深川)へグループ展の作品をお預かりにいきました。いつもありがとうございます。明日から頑張らせていただきます! ■ほっとで楽しい仲間たち展 濱中応彦(水墨) 尾崎眞吾(イラスト) 高杉紀美子(陶…

境地

50歳を過ぎてから楽しいと感じることが増えてきたのは、若い時にあった夢への思い込みが薄れたからだ。それは決して可能性を諦めたり妥協している訳ではない。それなりに人生を歩んでくれば理想と野心の違いがわかって、自分の意見を強引に押し通すやり方で…

鏡花水月

6月15日(水)より銀座三越7階ギャラリーで、萩市在住の陶芸家・金子司君の個展「鏡花水月 金子 司 陶展」が開催されます。どうぞお近くの方はお楽しみください。 2016年6月15日(水)-21日(火) 10:30-20:00 銀座三越 東京都中央区銀座4-6-16 http://mitsu…