少女マンガパワー!― つよく・やさしく・うつくしく ―

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川崎市市民ミュージアムでは日本の少女マンガに多大な影響を与えたマンガ家23人の
作品からこのジャンル全体を見通し、世界の注目を浴びる少女マンガの真の魅力を探る
展覧会が開催されています。

■少女マンガパワー!― つよく・やさしく・うつくしく ―■

日時 2008年2月16日(土)~3月30日(日) 9:30~17:00(入館は16:30まで・月曜休館日)
会場 川崎市市民ミュージアム企画展示室1 神奈川県川崎市中原区等々力1-2(等々力緑地内)
観覧料 一般800円、65歳以上・高大生500円、小中学生無料
主催 川崎市市民ミュージアム読売新聞東京本社、美術館連絡協議会
協賛 ライオン、清水建設大日本印刷三菱商事

作品展概要
マンガは世界の国々に存在し、各々に発展を遂げ、花開いています。
その中でも日本のマンガは、いまや世界中で読まれ親しまれるようになりました。
さまざまな世代、好みに合わせて多くのマンガ作品が生み出されている中、
近年特に世界から注目されているのが日本の少女マンガです。
その作品のバリエーションの豊かさ、人間の内面を掘り下げた独特の表現力こそが、
社会や時代のギャップを超えて注目を浴びる理由ではないでしょうか。
 本展は、日本の少女マンガ形成に多大な影響を与えたマンガ家23人の作品から、
少女マンガのジャンル全体を見通そうとする企画です。
北米9カ所を巡回し、日本の少女マンガの真の魅力を伝えた「Shojo Manga! Girl Power!」展を
ベースに、100余点に及ぶ原画・原画'(ダッシュ)(※)のほか、特別出展原画、
作家の愛用品やグッズ、出版資料などを加え、日本での開催用にリニューアルをいたしました。
これらの作品・資料を通して、生き生きとした作家の息吹と少女マンガのもつパワーを
より強く感じ取っていただければと思います。

《出展作家》
手塚治虫、わたなべまさこ松本零士、石ノ森章太郎、ちばてつや水野英子牧美也子里中満智子
一条ゆかり池田理代子美内すずえ竹宮惠子山岸凉子萩尾望都陸奥A子くらもちふさこ
岩館真理子佐藤史生吉田秋生岡野玲子CLAMP今市子よしながふみ

【展示内容・構成】
1.少女マンガジャンルの成立と確立(1950~60年代)
2.少女マンガの革新(1970年代)
3.少女マンガのさらなる発展(1980年代以降)
4.コーナー展示
  アメリカでの反響を追う/マンガの原画と複製について考える/少女マンガ読書コーナー
※「ファンレターを書こう!」コーナーも設置

【主な展示資料】
出展作家の原画約60点。原画ダッシュ約50点。
出展作家愛用の品、ゆかりの立体物、グッズ類、スケッチブック等約40点。
出展作家の作品が掲載されている出版資料。出展作家の単行本。北米巡回展の展示報告。

http://www.kawasaki-museum.jp/
川崎市市民ミュージアム