益田市立雪舟の郷記念館では特別展「春に遊ぶ水墨画 - 花と鳥たち -」が開催されています。
■春に遊ぶ水墨画 - 花と鳥たち -■
会期 2008年4月19日(土)~5月19日(土)
時間 9:00~17:00(受付16:30)
休館日 火曜日(ただし4月29日と5月6日は開館)、5月7日(水)、8日(木)
会場 益田市立雪舟の郷記念館 島根県益田市乙吉イ1149
入館料 一般500円(400円)、小中高生150円(120円)
※( )内は団体20名以上の料金
主催 益田市、益田市教育委員会、益田市文化スポーツ振興財団、益田市立雪舟の郷記念館
■展覧会概要■
花をつけた木、小鳥などわれわれの身近な生活の中にいる生き物を描く花鳥画。
東洋画の伝統的画題の一つとして、日本では鎌倉時代末期から禅僧によって
水墨の花鳥画が描かれ、室町時代に彩色の花鳥画が生まれました。
さらに桃山時代には金碧障壁画に濃彩の花鳥が登場し、江戸時代になると写生的傾向が
出てきました。このような過程をたどりながら、花鳥画は自由で伸びやかな生命力
あふれる世界を作り出しました。
今回の展覧会は、松林桂月、小林大雲、三浦紫畹など、郷土にゆかりの深い作家の
花鳥画にスポットをあててご紹介します。桂月の水墨の「春宵花影図」から
紫畹の濃彩の「孔雀図」まで春にふさわしい華麗な水墨画をお楽しみ下さい。
併せて、雪舟肖像画の代表作「益田兼堯像」(重文・5月6日まで)、
雪舟の画系を継ぐ雲谷派の「金山・西湖図屏風」(医光寺蔵)を公開します。
http://www.iwami.or.jp/sessyu3/index.htm
益田市立雪舟の郷記念館