谷尻誠展 拾う建築のデザイン

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三菱地所アルティアムではGOOD DESIGN賞を受賞した注目の若手建築家・谷尻誠氏の世界観を
会場全体に広がるインスタレーション「こころの森」で表現された展覧会が開催されています。

■谷尻誠展 拾う建築のデザイン■

会期 2008年4月25日(金)~6月8日(日)
時間 10:00~20:00
休館日 2008年5月20日(火)
会場 三菱地所アルティアム 福岡市中央区天神1-7-11 イズム8F
入場料 一般400円(300円)、高大生300円(200円)
※( )内は前売料金
※中学生以下無料、再入場可
主催 三菱地所アルティアム西日本新聞社
企画 株式会社E&Y、suppose design office
協賛 Nacasa&pertners
後援 designing、福岡市、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団

■展覧会概要■

多くの人は木になっているきれいなりんごを食べようとして、落ちたりんごは食べられないと考えます。
しかし、谷尻誠は落ちたりんごに目を向ける建築家です。ちてしまったものこそもっとも熟していて、
食べ頃のおいしいりんごなのではないか…そうした日常の中に潜んでいる魅力に気付き、
純粋な視点で見つめ直すことから「拾う建築のデザイン」は始まります。

「毘沙門の家」でGOOD DESIGN賞を受賞するなど、その才能が全国的に注目されている
若手建築家・谷尻誠。全国各地で手がけている建築物は「浮き箱」のような家や、屏風のように
折れ曲がった壁など、大胆な構造のものが多く見られます。これらは場の力を引き出すために選ばれた、
必然的な姿形です。様々な環境から導き出される建築の形態、そして建築行為から生起する状況、
そうした場と建築の関係性を巡る広大な思索の森の中で、谷尻誠はどこかに潜んでいる魅力を
見つけ出し、それをかたちにしていきます。

本展では、会場全体にインスタレーション「こころの森」を展開します。その中を歩き、実際に
体感することで、谷尻誠のコンセプトの一端を感じていただくことができます。またこれまでの
代表作品を模型や写真、パネル等で展示。
詩的なコンセプトに支えられた谷尻誠の世界観をぜひご覧下さい。

http://www.nishinippon.co.jp/jigyou/artium/
三菱地所アルティアム