ベトナム反戦ポスター展 -アーティストからのメッセージ-

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立命館大学国際平和ミュージアムでは反戦の思いを込めて画家やデザイナーが描いた「ベトナム
子どもを支援する会」の反戦野外展複製パネルを展示し、1967年から始まった当時の野外展の息吹を
紹介するとともに、彼らのメッセージを見つめ直し、個人個人に何が出来るのか考える場としての
展覧会が開催されています。

ベトナム反戦ポスター展 -アーティストからのメッセージ-■

会期 2008年4月16日(水)~7月21日(月)
時間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(ただし、7月21日(月)祝日は開館)
会場 立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
参観料 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円)
※( )内は20名以上の団体料金です
※常設展もあわせて見学いただけます
主催 立命館大学国際平和ミュージアム
協力 ちひろ美術館
後援 京都府京都市京都府教育委員会京都市教育委員会京都市内博物館施設連絡協議会、
   NHK京都放送局KBS京都朝日新聞社京都新聞社毎日新聞社読売新聞大阪本社

■展覧会概要■

ベトナムでは、1960年代前半から75年まで約15年にわたり、自由と独立を求めアメリカの侵略に抵抗する
激しい戦争が続きました。米軍基地のある日本は兵器や物資の補給地としてアメリカ軍を支える役割を
担っていました。一方で、テレビなどのメディアの普及によりベトナム戦争の惨禍が報道され、さまざま
反戦運動が起こりました。1967年、子どもの文化に関わりのある児童文学者らが、和田誠デザインの
反戦バッグ」を製作し、それを広める運動を始めたことをきっかけとし「ベトナムの子どもを支援する
会」が発足しました。同年11月にはイラストレーターや漫画家、デザイナー等の協力を得て第1回反戦
野外展を銀座の数寄屋橋公園で開催し、大きな反響をよびました。
以後、絵やデザインを志す若者たちが中心となり、反戦野外展は1980年頃まで続いていきました。

立命館大学国際平和ミュージアムでは、戦争の歴史に学び、平和な未来を築くためになにができるのか
来館者とともに考えてきました。
今特別展では、反戦の思いを込めて画家やデザイナーが描いた「ベトナムの子どもを支援する会」の
反戦野外展複製パネルを展示し、当時の野外展の息吹を紹介するとともに、彼らのメッセージを見つめ
直し、私達に何が出来るのか考えてもらう場にしていただきたく開催するものです。

http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/
立命館大学国際平和ミュージアム