論文

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昨年6月末、広島からの訪問者あり。ネットで偶然見つけられて、卒論の資料を求めてお越しになった。午後の約3時間、知っていることを思い出しては懸命に語った。なんてたってお世話になっている先生についてだから責任は重大。だけど、ご本人も創作されているからイメージは伝わりやすかった。
 
あれから時は流れて、年が明けてすぐに宅配便が届く。完成した卒論が入っている。早速、修士論文を読んでみるとこちらの方がとても勉強になった。ありがたいものです。まとめに「何気ない日常の中から、美を見つけ出す野田の視線に私は共感する。私自身も、美しいものは身の回りに転がっていると信じていて、それを見つけ出すことに喜びを覚える」と書かれた言葉は素晴らしい。実は自分もまったく同じ気持ちをモットーにしている。やはり野田先生から学んだのだろう。自分の原点に気づかせてもらった論文。日常にはいろんなことがある。面白いものですね。