太くする

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子どもは身の回りにあるものをなんでも絵にしてしまう。存在するものすべてを絵にしてしまう。そこに意味があろうとも、なかろうとも、一瞬感じてひらめいた衝撃を絵にする。言葉という便利なものを知らないから感じた世界を絵で表現していくのだ。

しかし、成長するにつれて言葉というもの、そして、知識や常識を身につけることで、わかりにくい絵での対話は減っていく。社会の中で生きていくためには避けられないこと。仕事をしていくためには必要なことだ。

だからこそ、たまには抽象的な作品に触れてみよう!
「むずかしい」という理由だけで敬遠していると感性はやせ細っていく。24日より始まる桑迫君の作品展。美しい色彩で身の回りにあるもの、近くにあるものの良さを描いている。やさしい抽象画でメッセージが伝わってくる。あれやこれや言葉で語るより、どうかじっくりとご覧いただきましたら幸いに思います。
■A PIANO ROOM KENTARO KUWAZAKO EXHIBITION
会期 2014年5月24日(土)~6月1日(日)
時間 11:00~19:00
定休日 5月28日(水)
会場 ギャラリーナカノ 山口市中央1-5-14
■紙芝居のじかん 絵と言葉から拡がっていくもの
5月24日(土)、25日(日) 各日15:00~
■VAN GOGH CAFF
5月24日(土)、25日(日) 12:00~19:00
毎月第四日曜日に、長崎・雪浦にて開かれているヴァン・ゴッホ・カフェが、
ギャラリーナカノに出張オープン。
■桑迫賢太郎
画家/1979年鹿児島市生まれ。長崎大学環境科学部に在学中、NGO団体の活動を通じ、約5か月間カンボジアに滞在。農村の暮らしや環境問題に興味を抱く。大学卒業後、長崎県大瀬戸町へ移り住み、自然農などを実践しながら絵画を中心とした創作活動を行っている。