らしく

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見よう見まねで絵を描いてみると、どこかぎこちないものになりやすい。それはお手本となる絵と同じように描こうとするからだ。絵は自分らしく伝えたいことを表現する世界。自分なりに構想を練って創作するもの。だから例え技術的にはうまくいっても、肝心なメッセージまでは真似することができない。自分のコンセプトを大切にしなければならない。その人にしかない文化に気が付いて、どうしてやろうかと積極的になったら創作は俄然面白くなってくるのだ。

先日、山口市美術展覧会で創作に芽生えた作品があった。技術的にはまだまだ未熟であったが、自分のコンセプトに気が付いて生き生きと描かれていた。出会った人たちに刺激されて、自分を知っていけたのだろう。これからの成長が楽しみになった。次の作品も期待しています!