乙女座宮

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私が中3になる春に流行った歌謡曲「乙女座宮」。伝説の歌手・山口百恵さんの歌だ。先日、たまたまラジオから流れてきたので、思わず聴き入ってしまった。そのイントロ「私ついてゆくわ♪とうに決めているの♪ 今から旅に出ようとあなたがもしも誘ってくれたら♪♪~」はいつ聴いても素晴らしいというのか、時代を越えて響いてくる美しい文化がある。恋する乙女の心模様が具体的にわかりやすい歌詞で綴られていて、男の立場から言ったら、こんなに思われたら、めっちゃ幸せでええやんか!と素直に感じてしまうもの。当時、自分の中にある性に強く気づかされた。馬鹿だから真剣にモテたいなんて考えちゃった・・・嗚呼、思い出したら恥ずかしい。しかしながら「歌は世につれ、世は歌につれ」なんて言うが、今、こんな歌があるのだろうか?どこか人情が希薄になった平成社会にそんな疑問が湧いてしまった。だけど人間はいつの時代も本質は変わらないはず。だったらどこかにあるのだろうな。きっと年を取ったから気が付くなってしまったのだろう。※画像は佐藤文恵さんの作品です。