視界

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誰でも興味の湧いているものしか面白いとは思わない。それはレンズの焦点のようなもの。何か1点にピントを合わせると周囲や背景は自然にボケてしまう。全体を満遍なく見渡しているつもりでも、実際は面白いと感じるものしか目に入って来ない。だから自分の面白いに執着し過ぎずに、一歩も二歩も引いた広い視野での価値観を持つように心掛けていく。特に美術の面白さは個人の主観によって違う。他人の面白さを理解しようとする姿勢が大切だ。自分の面白さを大きく育てるには、いろんなユニークな個性に触れて刺激していく。自分の中に眠っている遺伝子を起こして、新しい面白いを目覚めさせてやるのだ。自分の面白いの判断基準を柔軟にしていきましょう!

■GAO展2015 河野如華 佐藤文恵 白藤さえ子 瀧口惠璃子 平井槙 安田剛史郎
日時 2015年8月8日(土)-16日(日) 11:00-19:00(最終日18:00) 定休日 8月12日(水)
※画像は瀧口さんの書です。