視覚

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こどもの頃から視覚型人間。目に入ってくるモノの色や形が気になって仕方がなかった。それはたぶん、モノの色や形に理由があるように思えて、その意味を想像するのが面白かったから。スッキリとした答えは生れなかったけど、観察すること自体が楽しかったのだ。岸透子さんの創作の原点。幼い頃に芽生えた疑問符は好奇心に発展していき、実際に自分の感じる世界を描いてみたくなった。今もこのワクワクする思いは変わらない。身近な場所にある小さな不思議に宇宙がある。これからも感性のアンテナを光らせて、新しいワクワクの冒険は続いていくだろう。なぜなら彼女は「ただ、植物は無意味に生えてくるわけじゃない。何かの意思を持って、その場所に根を張っているはずだ!」と信じているからだ。

■岸 透子水彩画展 水が彩る時間
2015年7月9日(木)-20日(月・祝) 11:00-19:00 定休 7月15日(水)