駅舎

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時々近くの駅へ新聞を買いに行くと、駅舎のベンチに座っている人たちが気になってしまう。電車を待っているひと時、携帯通信が発達してスマホなどを触る人が増えてきた。しかし、それは無表情ではなく、それぞれをよく見てみると、その人らしい表情をしている。みんな電車へ乗るまでのわずかな時間をリラックスし、乗車したら目的へ向かって緊張するように思えた。駅舎は日常的な空間であるが、待ち合う人の細切れの時間に生まれる、非日常的な空間としても存在しているのだろう。そんな駅舎でのアート展。ただいま宇部市JR東新川駅で開催されている「駅舎アートプロジェクト@東新川駅 Circus(サーカス)」。ここではどんな空気が流れているのか?ぜひその場所でご堪能ください!
 
【駅舎アートプロジェクトとは】地方都市のモータリゼーションの波がもたらした社会構造の変容は、中心市街地における商店街の空洞化と同時に、無人駅となってしまった宇部線駅舎にも見て取ることができます。しかし、駅が街の中心であるという位置付けはそう簡単に変わることはなく、本企画では、アート(作品展示)を通じてコミュニケーションを図ることにより、駅が人と人の交差点であることを再認識すると同時に、多様な価値観で構成されるアートワーク(空間)として再生させることを目的としています。

■駅舎アートプロジェクト@東新川駅 Circus 日時 2015年12月6日(日)-20日(日) 5:00-24:28 入場無料 (会期中無休・最終日15:00まで)入場無料 参加美術家 kozi69、佐藤文恵、篠原紀子、末冨綾子、中野良寿、中村禎仁、ニホヒロノリ、原井輝明、古谷 博、森 秀信 ※ギャラリーツアー 2015年12月20日(日) 14:00-15:00 https://sites.google.com/site/fcaotomodachi/