柔軟

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美術家として成長するためには、外部の意見や価値観を取り入れるセンスが必要だ。「自分はこういうタイプの美術家である」と断言して、一度決めたことに固執しまうと他の考え方が受け入れなくなる。これは老若男女を問わず、あくまでも個人個人の性格によるもの。美術の世界はいろんな美術家がいて、いろんな創作があって当たり前。さまざまな表現があるから素晴らしいのだ。そのことを理解していないと空回りしてしまう。もちろん、だからと言って他人に教わることに依存するのは論外。それでは創作にはならない。今、現代の美術に対して、どう折り合いをつけていくのか。自分とは違う他人世界を正しく見つめる度量が大切なるのだろう。

■はやしいくみ個展 キイロトリドリ ■同時開催 イロドリ4人展 佐藤淳美、高松安奈、やまさきゆうり、吉原佐保 会期 2016年5月5日(木・祝)~8日(日) 11:00-19:00(最終日は18:00まで)