バタフライ効果

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作品展を開く意義の1つは自由な感想が行き交う場になること。なぜなら作者と鑑賞者、また、その仲間の美術家などが集い、1つの世界をわかち合うことで文化は生まれてくる。その時に発しられた言葉の賛否はさておき、展示作品を目の前にいろんな角度から吟味して、価値や意味について考えることで自分の表現が見えてくる。作品発表することで他の人の感性も加わって面白く変化するのだ。先日、当ギャラリーで開催した寺田幸子さんの個展には、友情出展として大和佳太君と河野如華さんも参加。この3人は同世代。そんなに深く話し合わなくても、お互いを尊重する気持ちが交差して、会場には敬う精神が溢れて素敵な会期になりました。正にバタフライ効果。それぞれの小さな思いやりが重なりあって、想像以上の大きな力になって盛り上がったことでしょう。