さくらさくら さくさくら ちるさくら

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『さくらさくら さくさくら ちるさくら』とは漂泊の俳人種田山頭火の句。これから咲き誇ろうとする桜の姿を見て、咲くにしろ散るにしろ、愛しさと切なさがあっていいぞ!そして、いつも心が熱くなる存在であるお前はエライ!なんて、山頭火が桜へ敬意を表しているように思えた。実際ところは違うかもしれないが、この短い言葉に山頭火の人生観が感じられ、当たり前のことをそれ以上に感動している、豊かなイマジネーションを感じた。やはり他人を感動させるには、まず自分自身が感動することだ。心に熱がこもっていなければ、人の心を動かすことはできない。この句に創作する人の基本があるのかもしれない。

創業39周年記念展 39ありがとう 2017年3月24日(金)~4月3日(月) 11:00-19:00 浅野彩江、亀井勤、熊谷青山、佐久間玉流、佐藤華炎、千尋、中野寿子、村上真実、YURI 友情出品 広川隆、オカベサトシ