尾崎眞吾が描く金子みすゞの世界

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尾崎眞吾さんが金子みすゞの詩から想像して描かれた水彩画作品をご覧ください。

私と小鳥と鈴と

         金子みすゞ

私が両手をひろげても、

お空はちつとも飛べないが、

飛べる小鳥は私のやうに、

地面(じべた)を速く走れない。

私がからだをゆすっても、

きれいな音は出ないけど、

あの鳴る鈴は私のやうに

たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、

みんなちがって、みんないい。     

なお、8月11日(木)より22日(月)までJR名古屋駅高島屋10階特設会場にて開催されています「金子みすゞ展」に尾崎さんの多数の作品は出品されますので、お近くの方は是非ご高覧ください。

(作品には著作権があり、無断転載はご遠慮ください)