尾崎眞吾さんが金子みすゞの詩から想像して描かれた水彩画作品です。
紋附き(モンツキ)
金子みすゞ
しづかな、秋のくれがたが
きれいな紋つき、着てました。
白い御紋は、お月さま
藍(アイ)をぼかした、水いろの
裾(スソ)の模様は、紺の山
海はきらきら、銀砂子(ギンスナゴ)。
紺のお山にちらちらと
散つた灯りは、刺繍(ヌヒ)でせう。
どこへお嫁にいくのやら
しづかな秋のくれがたが
きれいな紋つき着てました。
この他作品は尾崎さんのホームページで、ご覧いただけます。
http://www.ozakishingo.com/
また、平成17年12月27日(火)~1月13日(金)横浜高島屋で開催されます
「金子みすゞ展」で作品を見ることができます。
(作品には著作権があり、無断転載はご遠慮ください)