雨ふるふるさとははだしであるく

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山口県防府市出身の漂白の詩人・種田山頭火
放浪しながら季語や字数にとらわれない自由律の俳句を詠み、

雨ふるふるさとははだしであるく

は、妹の嫁ぎ先に行ったところ世間体から冷たくされ、
裸足でふるさとの土の感触をかみしめるように歩き
ふるさとで居場所のないことを
自問自答しながら詠んだ句と言われています。

画像は小崎侃先生の版画作品です。