田中先生は子どもの頃から絵を描くことや模型飛行船などの立体制作が大好きで、
そんな少年の日に遊びの中でモノ創りをすることで生まれた感動を作品制作の意欲にし、
また、追求していくことで新しい彫刻の世界を築いています。
ところで、このたびの展覧会には
「米吉さんのミニギャラリーをつくろう」というパンフレットがあって、
美術館では緻密に計算された作品や展示方法を感覚的に体験してもらうために
パンフレットを書かれた線を切り取ったり、折り曲げながらミニチュアのギャラリーを創って、
立体作品の魅力や空間の持つ面白さを遊びながら楽しめます。
もしかして、これを創って子どもの中から第二の米吉先生が生まれるかもしれませんね。
田中米吉 -”ドッキング”からの視線展
日時 ９月28日（金）～10月28日（日） 9：00～17：00（入館は16：30・月曜休館・10月８日は開館で翌９日休館）
会場 山口県立美術館 山口市亀山町3-1 TEL：083-925-7788
観覧料 一般700円(500円)、学生500円(300円)( )内20名以上の団体料金。
18歳以下と70歳以上および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する方等は無料
