堀研展 ~人と木と風と~

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はつかいち美術ギャラリーでは山口県出身で広島市立大学芸術学部教授の画家・堀研さんの
初期作品群《街》、《椅子》や代表作《風》シリーズをはじめ、廿日市市の市木「桜」
樹齢360年を誇る巨木「円立寺枝垂桜」の漆黒の闇夜に浮かび上がる満開の姿を描き出した
最新作《陰影礼讃》と、「神原枝垂桜」の四季折々の姿を全く同じ構図で描いた150号の大作4点など、
約40点を展示して、時代ごとに創作された世界をご覧いただけます。

■堀研展 ~人と木と風と~■

日時 2008年2月21日(木)~3月9日(日) 10:00~18:00(入館は17:30まで・月曜日休館)
会場 はつかいち美術ギャラリー 広島県廿日市市下平良1-11-1
入場料 300円 中学生以下無料
主催 はつかいち美術ギャラリー 財団法人廿日市市文化スポーツ振興事業団

作品展概要
 山口県出身で広島市立大学芸術学部教授を務める掘研の作品をご紹介します。
堀研は多摩美術大学卒業後、行動美術展を中心に発表し、1979年奨励賞、80年新人賞、
81年行動美術賞と3年連続で受賞し、81年には会員に推挙されます。
一方、各種コンクールにも意欲的に出品し、75年第1回宇部市絵画ビエンナーレで大賞、
82年第25回安井賞展で佳作賞、83年第18回昭和会展昭和会賞などを受賞。
また81年山口県芸術文化奨励賞、82年第1回小林和作賞、94年宇部市芸術文化奨励賞など受賞多数。
そのほか、日本秀作美術展や具象絵画ビエンナーレ、両洋の眼-現代の絵画展等に出品し、
92年に画集「風のあしあと」出版記念個展や日動画廊など全国で積極的に個展を開催しています。
中近東やネパール、アメリカ・メキシコ・中国など各地で取材し、一貫して大自然
その大地に根ざして生き抜く人々を描き続けます。その描き出す心象風景は茶褐色を主体とした
沈んだ色調で表現され、自然への畏敬とともにそこに生きる人々の力強さを現出させています。
近年は、広島市佐伯区にある桜の古木「神原枝垂桜」の四季を描くなど新しい展開をみせています。
 本展覧会では、廿日市市の市木「桜」にちなみ、樹齢360年を誇る巨木「円立寺枝垂桜」を
漆黒の闇夜に浮かび上がる満開の姿で描き出した最新作《陰影礼讃》と「神原枝垂桜」の
四季折々の姿を全く同じ構図で描いた150号大作4点を中心に、
初期作品群「街」「椅子」や代表作「風」シリーズをはじめ約40点を展示します。

はつかいち美術ギャラリー
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