前田寛治のパリ

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鳥取県立博物館では5月19日より鳥取県を代表する洋画家・前田寛治の12年ぶりの大規模な企画展が
開催されます。

■企画展 前田寛治のパリ■

会期 2008年5月19日(月)~6月22日(日) 会期中は無休
時間 9:00~19:00(最終日は17:00まで。入館は閉館時間の30分前まで)
会場 鳥取県立博物館 第1・2・3展示室 鳥取県鳥取市東町2-124
入館料 一般800円(600円)
※( )内は20名以上の前売り・団体料金
※入館料の減免(次の方は無料です)
・学校教育活動での引率者
・障害のある方・要介護者及びその介護者
・70歳以上の方

主催 鳥取県立博物館、前田寛治のパリ展実行委員会
協賛 株式会社吉備総合電設
特別後援 新日本海新聞社
助成 財団法人地域創造

■展覧会概要■

鳥取県中北条村(現北栄町)出身の洋画家前田寛治(1897-1930)は、1923から25年まで約2年半パリに
留学し、当時のヨーロッパの先端的な表現に強い影響を受けた作品を制作しました。
帰国後は1930年協会での活動を中心に、新時代の旗手として当時の画家たちに大きな影響を与えました。

前田はパリで一時アカデミー・モンパルナスに入りアンドレ・ロートのもとで学びます。
その後キュビズムに関する論文を翻訳する一方で、巨匠達の作品にも非常な関心を示しました。
セザンヌゴッホに憧れ、クールベに見られる写実主義を研究するなど、前田の絵画研究は留学以来
夭逝するまで続きました。
その成果は前田が残した数々の作品の中に見受けられます。

本展では、前田の画業に大きな役割を果たしたパリ留学に注目し、作品や当時の資料などから前田の
作品に見られるパリ留学の成果を見つめます。また、前田と交流のあった佐伯祐三や里見勝蔵、
さらには前田が多大な影響を受けたポール・セザンヌやギュスターヴ・クールベなどの作品も併せて
ご紹介します。

主な出品作家(順不同)

前田寛治、佐伯祐三、里見勝蔵、中山巍、中野和高、木下孝則、木下義謙、ポール・セザンヌ
アンドレ・ロート、ギュスターヴ・クールベ、ジャン・メッツアンジェ、アルベール・グレーズ 

※文章はH.P.・チラシなどより転載

http://www.pref.tottori.jp/museum/homepage.htm
鳥取県立博物館