再見

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キャッチャーは監督の分身などとよく言われる。
かつて名捕手として27年間の現役生活で数々の記録を球史に
遺してきた野村監督が正捕手の位置に誰を据えるか?
とかくシーズン前はそのことに注目が集められていた。
若手捕手の大胆な登用、相手や投手との相性をを考えた
複数捕手の併用策などの予測もあった。
しかし、開幕から正捕手の位置に座り続けたのは矢野輝弘だった。
これまでの経験、実績に加え、野村監督から勝つための戦術、
一流の捕手術を学びつつ、その目はもっと先を見据えている。
                   月刊タイガース1999年8月号より抜粋
 
満身創痍で虎を支えた矢野選手が引退をは発表しました。
我々に数々の思い出を創ってくれた矢野選手には感謝の言葉しかありません。
どうか未来のタイガース監督になって、その頭脳を生かされることを祈っています。