楽しさと厳しさ

イメージ 1
 
昔のスポーツでは、何はさておき根性根性だったが、今ではエンジョイしてこそ、
 
いいプレーができるとされる。人から押しつけられてばかりでは楽しくないし、
 
それだといわれたことしかやらなくなり、成長にも限界があるだろう。
 
けれども、楽しむだけでは趣味になってしまうので、勝利を追い求めるプロの世界では、
 
楽しさとともに厳しさも、当然必要になってくる。常に向上心を持ち、あらゆる面で
 
クオリティーを高めていかなければならない。
 
つまり、「楽しさと厳しさの両立が勝利に近づくための道」といっていいだろう。
 
                       森保一サンフレ監督「著書:一流(いちはじめ)」
 
精一杯サッカーへ生きる!昔も今も変わらない高校サッカーのテーマだ。
 
だが、時代が違うからカタチは変わる。その時々で伝わる言葉や意味は違う。
 
いわゆる名将と呼ばれる人間は、それが何なのかを嗅ぎ付ける。鼻が利くのだ。
 
そして、味もわかっている。これなら少々苦くても高校生でも食べれるだろうと。
 
楽しさと厳しさは難しい。180度向こうにあるもの同士。対面で交わらない砂糖と
 
塩のようなもの。だから科学者のように挑戦していく。新しい時代を求めて。