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長年グランパスで栄養士の仕事をしてきて気がついたこと。
 
それは、トップで生き残っている選手は、「食べものの好き嫌いが少ない」ということ。
 
嫌いなものがあっても、どこかで必ず克服している。
 
その姿勢は、サッカーの技術、実績にまで及んでいるのを感じます。
 
子どもからの食の積み重ねが揺るがない土台にとなっている楢崎正剛選手、
 
サッカーのためにひたむきに食を改善し続けた玉田圭司選手。
 
食において自分を律している選手は、サッカーにおいても努力を続け、
 
トップ選手として輝いています。一方、食を見ているだけで、
 
去っていく選手も栄養士の目には見えてしまうのです・・・・・・。
 
              間宮裕子栄養アドバイザー 著書「名古屋グランパス 勝利食堂」より
 
図書館で見つけた本。試合の前日、直前、直後、ケガをした時の食事について、
グランパスの選手たちとのやりとりで得た経験を惜しみなく書かれています。
選手のコンディションと大きく関わる食事。細かいことまで意識させていき、
ピッチで期待通りのパフォーマンスができるように身体にも心にも栄養を与える。
違った角度からサッカーが楽しめる著書ですね。