ファイター

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2007年7月16日、高円宮杯出場の最後の切符を懸けて母校と皆美が対戦。
勝つしかなかった母校は引き分けてしまって、残念無念の結果にはなったが、
両軍、死力を尽くした素晴らしいファイトで戦ったゲームは今も忘れらないほど、
深く脳裏に焼き付いている。
 
さらにもう1つほど、このゲームには忘れらない出来事があった。
それは手元の時計で後半40分頃、落雷のために試合が中断した。
その前から雨はザーザー降ってきたが、あまりにも大きな落雷だったから
この判断は仕方がない。選手たちと共に天を仰ぎながらひたすらやむことを祈り、
そして、約1時間後に再開、ロスタイムを入れてもわずかしかない時間の中で、
お互いに最後の最後まで誇りと意地をぶつけ合って強烈なゲームをしてくれた。
私の応援人生の中で、こんなに長い時間も応援したのは初めてだったが、
それは濃縮した時間だったからあまりにも短く感じてしまった。
 
ふと、このゲームを思い出したのは、6日のサンフレと大宮のJリーグの試合で、
サンフレのGK・増田選手が負傷して、試合が長い時間中断したニュース
読んだからだ。実は増田選手は皆美出身。上記の悔しいゲームで1対1の
決定的なチャンスを勇ましく前へ出てきて仁王立ちで止められました。
そんなファイターだから、一昨日もひるまずに前へ出て接触したのでしょう。
幸い、ケガは軽傷だったようで、すぐに退院できたとのこと。
同じプリンスを戦った仲間として、これからも活躍を心より祈っております。