五百羅漢

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般若心経の中ある「色即是空、空即是色」という一節。これを美術で例えるのなら画家の描いた絵
(色)は目に見えるけど、画家の精神(空)は目に見えない。表面的なことは見えて、その背後にある
画家の言いたいことは目に見えないものです。

しかし、もし自分がその画家だったら…という愛情を持って想像すると、そこにある真理や本質が
感じられる。この世は無常なもの。はかないもの。だから生きている間は他人を自分の如く愛し、
すべての物を自分の如く愛していく。いつもそのように感じて、心を開けば世界は広がっていきます。

私はまだまだ理屈屋さんの域です。もっと悟るには日々精進していくしかありません。
ただ、五百羅漢展の看板を見て、このようなことがひらめくということは「門前の小僧習わぬ経を
読む」くらいのレベルなのかな?まあ、その真偽はさておき、この展覧会へ行って、しっかりと
修行したいと思います。

大本山 増上寺秘蔵 五百羅漢 幕末の鬼才 狩野一信
会期 2013年10月10日(木)~12月8日(日) 
時間 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜日(ただし10月14日、11月4日は開館)、
10月15日、11月5日は休館
会場 山口県立美術館 山口市亀山町3-1
料金 一般1200円(1000円)、シニア・学生1000円(800円)
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
※18歳以下、および高等学校、中等教育学校、特別支援
学校に在籍の方は無料。※シニアは70歳以上の方。
※ギャラリーナカノで前売券発売中