見えない所へ

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「氷山の一角」とは、見えている氷山の部分は全体から見ればほんの一部で、
水面下にはものすごく大きな氷の塊があるということです。
これと同じで絵画は目に見えるものがすべてではなくて、作品の中に描かれて
いない見えない所へ人生観、思想、哲学、世界観など、美術家の重要なことが
隠されていて、それが鑑賞者の想像力を掻き立てることに繋がります。
 
ちなみに吉村さんの絵の画面下には、どのような大きな塊があるのでしょうか?
それは時代がずっと過ぎてからの未来で振り返った時にわかることでしょうね。
 
吉村芳生展 とがった鉛筆で日々をうつしつづける私■

会期 2010年10月27日(水)~12月12日(日)
時間 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜日
会場 山口県立美術館 山口市亀山町3-1
観覧料 一般900円(700円)、シニア700円(500円)、学生700円(500円)     
※シニアは70歳以上の方、( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
※18歳以下、および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在籍の方は無料
※前売券はギャラリーナカノでも販売