架空の臓器

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昨日、山口県美術展会場で佳作賞を受賞した山口功君による自作を語るが行われた。出展作品「架空の臓器」とは、携帯電話やパソコンなどのメディアの進化によって、人々のコミュニケーションが大きく変容し、人がいつの間にか機械のようになっている現象をヒント創作。ただし、ユーモアを感じさせる表現しているため、リアリティが少なく、面白く見えてしまう。アナログで創られた作品は、どこか馴染みやすい雰囲気がしている。正に想像上で生まれた臓器だが、コンセプトをじっくりと考えたら身震いしてくるテーマなのだろう。

■第8回山口県総合芸術文化祭・第68回山口県美術展覧会
会期 2014年10月2日(木)~19日(日) 休館 10月6日(月)
時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場 山口県立美術館 ウェブ 
http://www.yma-web.jp/
観覧料 一般500円、学生400円、70歳以上・高校生以下無料