「住めば都」と言うように、どんな場所でも住み慣れたら愛着が湧いて楽しくなっていく。私は若い頃から私にとって山口を都にしようと考えていた。都会のような面白さはできないけれど、山口にある面白さを育てたら十分に魅力が生まれるはずだ。しかし、現実は甘くない。そんなに簡単なことではなかった。だけど、45歳過ぎてから一気に都っぽくなってきた。それは自分自身の思いと経験が噛み合ってきた。言動と行動が一致することが増えてきたのだ。そして、その頃から若い仲間が一気に増えた。それまで私の周囲には各年齢層はバランスよくいたのだが、その頃から40歳以下が増加していった。これも「住めば都」してやろうと漠然とした理想があったおかげで、素直に信じて生きてきたのが良かったのだろう。ただしおごる平家は久しからず！これからも学ぶ気持ちを持たなければ、すぐに駄目になるのが人生なのでしょうね。
