答えを考えよう

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その昔、美しい自然の夕日をなぜ絵に描くのですか?と質問されたことがあった。その答えは十人十色それぞれ違うと思うが、私は「一番素晴らしいと感じた日の夕日をその日だけでなく、あらためて思い出して、その余韻に浸るために描くのですよ」と答えた。いつもその場所に行けば見られる夕日もあるが、この時にしか見られない夕日もある。そんな心の中に残る像を時々振り返って楽しんでも良いと思う。それならば、宇部市JR東新川駅で開催されている「駅舎アートプロジェクト@東新川駅 Circus(サーカス)」は、なぜ駅舎でアートをするのでしょうか?どうかその答えを知るために東新川駅へ行かれて、ぜひ肌で感じて想像してください。
 
【駅舎アートプロジェクトとは】地方都市のモータリゼーションの波がもたらした社会構造の変容は、中心市街地における商店街の空洞化と同時に、無人駅となってしまった宇部線駅舎にも見て取ることができます。しかし、駅が街の中心であるという位置付けはそう簡単に変わることはなく、本企画では、アート(作品展示)を通じてコミュニケーションを図ることにより、駅が人と人の交差点であることを再認識すると同時に、多様な価値観で構成されるアートワーク(空間)として再生させることを目的としています。

■駅舎アートプロジェクト@東新川駅 Circus 日時 2015年12月6日(日)-20日(日) 5:00-24:28 入場無料 (会期中無休・最終日15:00まで)入場無料 参加美術家 kozi69、佐藤文恵、篠原紀子、末冨綾子、中野良寿、中村禎仁、ニホヒロノリ、原井輝明、古谷 博、森 秀信 ※ギャラリーツアー 2015年12月20日(日) 14:00-15:00 https://sites.google.com/site/fcaotomodachi/