ぼくは、昭和51年に高校サッカーの歌を作詞している。「ふりむくな君は美しい」という。
青春の証明とスポーツの感傷を歌ったこの詞は、去り行く敗者を称えるもので、
ぼくのイメージの中に、世界大戦としてのサッカーという思いは、ほとんどなかった。
さて、そのぼくらの国で、2002年、韓国との共催ではあったがワールドカップサッカーが
開かれた。そして、サッカーは感傷から熱狂に変化し、それは日本人のメンタリティを
変えるものでもあった。 阿久悠
思わず、なるほどと唸ってしまった文章!
ちなみに山口県民のメンタリティも今年大きく変化した年になりましたね。